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第1144回<今年度第18回>2015年11月6日(金)


 会長の時間
会長 : 白沢 啓
〈 吹奏楽近況 〉

院長写真 会員の皆様こんにちは。秋も深まってまいりましたが、このごろは全く逆の季節、春の雪解けの頃を思わせる空気を感じますね。やっと冬が終わりこれから快適なシーズンが始まる喜びを覚えますが、今は冬支度。心まで冬支度しないようにしましょう。今日は米山奨学生のチン・ティー・タンさんと、地区ロータリー財団委員長でパストガバナーの玉木様をお招きしての例会です。宜しくお願いいたします。
 さて、昨今の「偽装」問題、深刻ですね。被害に遭われたご家族は、これからが大変。生活の分断など想定外の苦難が待ち受けているようです。旭化成建設や関連会社の所業は本当に唖然といたします。このような場合、会社としての責任は当然のことですが、直接原因を作った個人の責任というのはどうなのでしょうか。いかに下請けの下請けなどとはいっても、誤りのある仕事をしていいということはないのでありまし て、「手を抜く」ことはあってはならないことです。しかし、現実には上司からのプレッシャーも数多くあるのでしょうね。個人の力ではどうしようもない体質的・構造的な欠陥かもしれません。
 ロータリアンは「職業倫理」のもと「四つのテスト」を念頭に毎日模範的な仕事をしなければなりませんね。社会の一員として頑張りましょう。
 話は変わりますが、今年の吹奏楽全国大会が10月31日と11月1日に名古屋国際会議場で開催されました。当クラブが応援している秋田市立山王中学校吹奏楽部は残念ながら金賞を得ることはできませんでした。もう一歩だったと思います。私の子供が同じ吹奏楽部の全国大会で銀賞という成績だったとき、私はとても落ち込みました。その年は夏から新型インフルエンザが流行り、学校は学年閉鎖まで検討していたのです。そんな中、顧問の先生、部員、父母の会が一体になって全国大会に邁進しました。ところが全国大会のひと月ほど前から吹奏楽部に今度は「お多福風邪」が発生しだし、ポツポツと主力の三年生にも飛び火、全員が揃う練習日が少なくなりました。大会前日に発熱を押して参加した部員もいて、大会当日は嬉しい全員参加の演奏となりました。結果は期待したものとは異なりましたが、「災禍」の中、あれだけの演奏ができたこと自体、大変なことだと回想しています。私の落ち込みはその後の子供の高校受験でやっと雲散霧消してくれました。
 子供たちは様々な経験や境遇の中でそれを時間をかけて咀嚼して大きく成長していきました。一番気を揉んで落ち込んでいたのは、私を含めた親たちだったかもしれません。
 もう一つ、今年は南高校の吹奏楽部が全国大会に復活を遂げました。2年間東北大会止まりだったので関係者は金賞をとったような喜びようです。いやいや金賞、それ以上の価値がある復活でしたし、ブランク後の銀賞は特別な色として輝いています。
 顧問も替わり、新風が入り、演奏している部員たちの表情もエンジョイ感に満ちあふれていました。どちらの吹奏楽部にも「ブラボー」ですね。


 ロータリー財団委員会の時間
ゲストスピーチ:地区ロータリー財団委員長 玉木 修 様

テーマ『地区財団の現状と課題』

 財団委員長になってすぐの作業がRI財団に対するアカウントパスワードとか、ガバナーエレクトの時申請していた自分の生まれ故郷と言ったものを入力するものでした。普通は難しいことではないのですが私の場合、市町村が合併したりで町の名称をどうすればいいのか何度かやっているうちに、入力不可になってしまったりとか大変でした。7月に入ってからも地区の補助金が決まらず困ったものでした。原因は全てのクラブが決算報告を出していなかったからで、8月にはいて漸く決定した次第でした。既にご承知のように今年度は13件の申請があり、申請額は配分額を上回るといった事態でした。地区財団委員会で急遽基準作りをおこない、申請は1クラブ一軒としました。それでもまだ配分額を上回りましたので、20万円以上の申請については1割カットをお願いした次第でした。前委員長から1割ほど余裕を持たせておいた方がいいと言うことでしたが、配分の関係上それほど余裕はありませんでした。それでもとにかく合同セミナー後に皆さんに報告しました。懇親会で湯沢南RC会長さんから、私たちのクラブはどうなったでしょうかと尋ねられましたが、俎上に上がっていなかったので何事かと慌てました。後ほど調べてからお答えするとしましたが事務局に郵送されていて事務局員がうっかり報告しなかったというものでした。急遽委員会を開催する時間もありませんでしたので委員全員に事情を説明し稟議という形をとらせていただいた次第です。これで一件落着と思っていたら、急激な円高でドルで支払われるものですから、258万円の予算が120ドルで計算すると10万円ほど少なくなるという事態でした。日本事務所に問い合わせしたところ8月のレートで計算するとのことで安堵したところでした。
 秋田中央RCでも日赤小児病棟に図書を寄贈するというプロジェクトを申請されましたが23万円の申請額でしたので1割減をお願いした次第です。プロジェクト終了後4月までには必ず報告書を提出してください。
 さて今回の多くの申請がこの度始めてあったのですが、今後のことのため基準作りをしておく必要があると思っております。12月の地区管理セミナーの時にたたき台を作っておいて決定したいと考えております。大変難しい問題を含んでいると思います。寄付ゼロクラブについてどうするか?申請額の大小、内容、クラブ負担の有無、その多少等いろいろなことが考えられます。 
 一方でやはり寄付金を増やしていただき3年後地区で使える地区補助金を増やすことが必要になってきます。
 次にグローバル補助金について説明します。現在これまで貯まったものが約1900万円あります。ところがこれがなかなかのくせ者でありまして使い勝手が悪いのです。条件が整っていなければならなくて、ガバナーエレクト、ガバナーノミニー、財団委員長のサインが揃っていなければならないのです。支援する相手の地区或いはクラブの同意と共同出資が求められているのです。3万ドルと高額なのが魅力ではありますが使えないというのが実情です。もっと地区補助金が多ければまた方法が生じてくるのですが?
 ロータリーカードのご利用もお願いします。少額ですが、多くの人が利用すれば金額も多くなります。PHSというのもあります。年間1000ドル寄付する人に与えられる称号です。ぽんと1万ドルを寄付するとメジャードナーと言うことで特別のバッチや得点がもらえます。


細谷 重直 会員

 ロータリー財団寄付11回目の表彰です。
 おめでとうございます。

  ・PHF      1回
  ・マルチブル   5回
  ・ベネファクター 2回
  ・ソサエティ   3回




 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
 ・2015年鬼怒川水害義援金へのお礼状
 ・西馬音内RCクラブ役員交代のお知らせ
   会長:佐藤孝一(本年度幹事より交代)
   幹事:藤原和彦
大曲RC主催「社会になじむことが難しい若者支援フォーラム」開催案内
  開催日時 11月27日(土)
  基調講演 PM1:30~
  懇親会  PM4:45~
  開催場所 大曲プラザたつみ

【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
11月 6日 35名 22名 13名 62.85% 5名
10月30日 35名 21名 14名 60.00% 2名
10月23日 35名 27名 8名 77.14% 0名
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