本日は職業奉仕委員会の時間で、秋田プライウッド㈱の田村様にご多忙中の所、おいでいただいております。後程スピーチをしていただきます。
　さて､今年度３人目の新入会員小野隆史様をお迎えすることができました。これからまた皆さんで仲良く楽しくロータリー活動をしていきたいと思いますので､何卒宜しくお願い致します。もう1人何とかして４０人の大台に乗せたいですね。
　さて､会長の時間は趣を変えまして私の好きな曲を一曲聞いて頂いて、その曲に対しての解説や当時の事について少しお話をしてみたいと思います。皆様にお配りいたしました原曲の詞と訳詞を参考に、とりあえず音楽を聴いて頂きたいと思います。

　　　Ｙｅｓｔｅｒｄａｙ（ＴｈｅＢｅａｔｌｅｓ）／イエスタデイ（ザ・ビートルズ）

Yesterday, all my troubles seemed so far away Now it looks as though they're here to stay oh, I believe in yesterday Suddenly I'm not half the man I used to be There's a shadow hanging over me Oh, yesterday came suddenly. Why she had to go? I don't know, she wouldn't say I said something wrong Now I long for yesterday. Yesterday love was such an easy game to play Now I need a place to hide away Oh, I believe in yesterday.

昨日 僕の苦しみすべて遠くにあるように見えた 今はどうやらここに居座ってるみたいだ 本当に良かったと思いを馳せる 昨日とは 突然 僕はまったく昔の僕ではなくなった 影が重くのしかかっている 僕の上に 昨日と違うことが起きたから 突然に なぜお母さんは旅立たなければならなかったのか わからない 黙っているだけだった 僕は悲しませることを言ってしまったのに 今は焦れるだけ 昨日に戻れたらと 昨日 愛は簡単な遊びみたいなものと思っていた 今は人から離れられる場所がほしい 本当によかったと思いを馳せる 昨日はと

　皆さんよくご存じのビートルズのイエスタデイ､ポール･マッカートニーはこの曲ができた経緯について聞かれ､「就寝中に夢の中でメロディーが浮かびあわててコードを探してスタジオで完成させた」と答えております。また「あまりにも自然に浮かんできたものだから､別の誰かの曲のメロディーなんかじゃないかと思ってみんなに聞かせて回ったけれど､誰もこのメロディーを知らないみたいだったから僕のオリジナル曲と認識した」とも述べております。最初就寝中（朝食前）にメロディーが浮かんだので､朝食のイメージから作曲当初にスクランブルエッグというタイトルをつけたそうですが２週間後にイエスタデイから始まる詞に変更し〝Yesterday″としたそうです。歌詞の内容から「自分の元を去った恋人を想う歌」「失恋の歌」と考えられていましたが､後にポールは「僕が１４才の時に乳がんで４８才の若さで亡くなった母への想いを歌った曲である」と述べております。残念ながら母メアリーはその後のポールの成功を知らずに死亡しております。この曲は１９６５年の８月に発売されました。私は当時中学三年生でした。その年の日本のヒット曲は「君といつまでも」。入試を迎える年だったので、夜勉強するふりでラジオをよく聴いておりましたが､その時いい曲だな！と思ったのがイエスタデイでした。国内ではエレキブームが始まり､ＧＳやフォークなど時代がビートルズと共にやってきた感じがいたします。私の持っているビートルズやローリング・ストーンズのレコードはホコリにまみれ眠っておりますが、いい曲はいつまでも永遠です。
　最後に､テーブル上の四つの缶へのご寄付とニコニコボックスへのご寄付をお願いし､会長の時間といたします。

秋田プライウッド株式会社住宅事業部、営業課係長　田村と申します。
わたくしが所属しております住宅事業部は、主な業務として住宅の構造部分を製造しております。日ごろ御贔贋して頂いております皆様方に厚くお礼を申し上げます。

当社は合板を製造するメーカーとして昭和38年に創立し、昭和49年には向浜工場を設立、平成元年には男鹿工場の設立により秋田県に合計3つの合板工場をもつ企業となりました。一昨年は皆様方もご存知かとは思いますが、工場火災により合板製造に支障が生じ、関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び致します。皆様方のご協力のおかげで、向浜工場が竣工し、先月には稼動を再開致しました。ありがとう御座いました。約350名の社員一同で『地球環境の保護と住環境の充実』を目指して一層努力してまいります。
本日は『当社の社会貢献について』というテーマを頂いておりますので、簡単では御座いますが、我々が行っております社会貢献のうち、3つの活動を紹介させて頂きます。

一つ目は環境保全活動です。
当社では2003年度に鳥海山近くの約280haの森林「アキプラの森　鳥海」、2008年度に雄勝地域に約160haの森林「アキプラの森　小町」、2014年度には横手市に約200haの森林「アキプラの森　横手」を取得しました。地球環境保護の一環として、間伐・植林を行い、日のひかりが射し込み、二酸化炭素を吸収しやすい開かれた森林を育成しております。また、県道秋田天王線周辺の海岸松ばやし、夕日の松原では近年、松くい虫の被害やごみの不法投棄によって生育環境が悪化していることから、ボランティア活動として毎年クリーンアップを行っており、当社も毎年参加し、夕日の松原の環境保全に努めています。わたくしも毎年参加しおり、年々ゴミが少なくなっていることを実感しております。

二つ目は福祉事業です。
平成19年4月に秋田市仁井田に開設した仁井田福祉センターは、サービス付高齢者向け住宅とショートステイ、デイサービスからなる福祉施設です。施設内は木がふんだんに使用されており、利用者様には大変ご好評頂いております。そのほかに、平成27年から秋田市にぎわい交流館AU(あう)にて開催されている『チームラボアイランド－学ぶ!未来の遊園地－』に秋田県産杉を使用した合板を協賛させて頂いております。職人さんたちが作った合板の壁はこのように最先端のデジタルテクノロジーの下地となりました。未来を担う子供たちの共同的で創造的でアートな体験に合板が利用されたことをうれしく思います。

最後にスポンサー企業としての支援活動を紹介させて頂きます。
秋田プライウツドはスポーツのチカラで秋田を元気にすべく、秋田ノーザンハピネッツ、ブラウブリッツ秋田、秋田ノーザンブレッツを応援しています。その一環で、秋田県立体育館観客席には秋田杉間伐材合板を協賛、またエコステーションとして秋田杉間伐材合板でつくったゴミの回収ボックスを協賛しております。その他、平成27年より寺町四区竿燈会のスポンサー企業として協賛し、寺町四区竿燈会の皆様と共に竿燈まつりへ参加しています。

以上で終わりになります。わたくし自身このような場所で話す機会が少なく、お聞き苦しい部分があったかと思いますが、当社の活動を紹介する機会を頂きありがとう御座いました。