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第1224回<今年度第7回>2017年8月25日(金)


 会長の時間
会長 : 石川 正美
 みなさんこんにちは。本日は一年に一度のガバナー公式訪問の例会です。柳谷ガバナー、ご来訪ありがとうございます。また、村上ガバナー補佐には二週連続でご足労をお掛け致しております。ありがとうございます。さて本日は前回に引き続き、ロータリーの基本情報の中のロータリーのしくみについてお話いたします。
<ロータリーのしくみ>
○ロータリー会員
 世界には120万人以上のロータリー会員(通称「ロータリアン」)がいます。地域社会に貢献したいという方は、ロータリークラブに入り、さまざまな職業の専門知識・スキルがある人たちのネットワークに加わることで、地域社会とそこに住む人びとの生活に大きな変化をもたらすことができます。
○ロータリークラブ
 変化を生み出すロータリーの土台はクラブです。220以上の国や地域に35,000以上のクラブがあり、それぞれのクラブに独自の裁量が与えられています。クラブの活動は、会員の経験とスキルによって大きく異なります。ただし、すべてのクラブで会長、幹事、会計が任命され、クラブの運営を助ける委員会が設置されるなど、全クラブに共通することもあります。ロータリークラブは、国際ロータリー(RI)の会員とみなされます。クラブが充実していれば、地域社会での奉仕活動やクラブ会員の経験もより一層豊かなものとなります。
○クラブ例会
 ロータリークラブでは、会員が定期的に集まって会合を開きます。親睦を深めると同時に、奉仕プロジェクトについて話しあいます。また、ロータリー関連の事柄や職業・仕事についての発表や情報交換も行われます。ほとんどのクラブでは会員が顔を合わせる方法で例会を行っている一方で、主にオンラインで例会を開いているクラブや、対面式とオンライン形式の両方を採用しているクラブもあります。ロータリーは政治や宗教にかかわりのない団体で、多様な会員が活動できるクラブ環境が奨励されています。例会はフォーマルまたはインフォーマルな形で行われ、食事、講演者、ディスカッション、グループ活動はクラブの裁量で決定できます。例会やその他のクラブ活動に積極的に参加すれば、ロータリーでの経験はずっと深いものになるでしょう。
○地区とゾーン
 ロータリークラブが集まって地区が形成され、地区のリーダーである地区ガバナーが重要な役割を担います。ガバナーは、リーダーとしての器量、経験、熱意に応じて、地区内のクラブによって推薦されます。ガバナーとなる会員には、日本国内での研修と、海外で実施される国際協議会の2つの研修が行われます。ガバナーの任期は1年間で、ガバナー補佐と地区委員会と協力して、地区内クラブを強化し、奉仕プロジェクトに対する会員の熱意を高めます。また、ガバナーは、就任年度中に各クラブを訪問し、新クラブの設立を監督し、地区大会やその他の特別行事の計画を立てます。地区が集まるとゾーンとなり、各ゾーンで地域リーダーのチームが任命されます。総括すると、すべてのロータリークラブは国際ロータリー(RI)に所属し、RI会長とRI理事会がリーダーシップを担います。
ということで、堅苦しいお話でしたが、ロータリー基本情報もう2~3回程お付き合いください。
次回はロータリーの「優先活動」についてお話をしたいと思います。



 ガバナー公式訪問 講評
RI第2540地区ガバナー
柳谷 悦麿 様(能代RC)

 皆さん、こんにちは。2017~2018年度ガバナー柳谷悦麿です。所属は能代クラブです。お寺の住職です。本日は村上康継中区ガバナー補佐、村越正道地区副幹事・とロータリーの友委員長とおじゃまさせていただきました。
 秋田中央クラブ様は1991年7月創立、地区内では比較的若いクラブと伺っていますが、松浦新さんが2006~2008年度二期連続でガバナーをされるなど地区では重要な役割を果たされております。
 また、会員増強でも成果を挙げられ、ロータリー財団や米山記念奨学会、ポリオ基金にも多大なご協力をいただいております。奉仕活動も活発で他クラブの模範となっています。
ということで、クラブの運営について私の方から皆様にご指摘させていただくことは無いように思いますが、本日はガバナーとして伺っておりますので、確認の意味で今年度RI方針・地区方針について若干お話させていただきます。
 本年度RIテーマは「ロータリー:変化をもたらす」ですが、私は地区の方針を「ロータリーの未来に向けて~私にできることクラブにできること~」といたしました。
 ポール・ハリスはロータリーの未来について「ロータリーがしかるべき運命を切り開くには常に変化し、時には革命的にならなければなりません」と述べ、現RI会長イアン・ライズリー氏は「ロータリーは自身と周囲に変化を促すものです。私たちはロータリーの未来のために何ができるのかが問われています。」「自分が輝くためにロータリーが与えてくれた1年ではなく、自分がロータリーに与える1年とし、ロータリーが一層明るく輝けるようにしなければなりません。」と述べています。
 私が輝くことによってクラブが輝き、その結果地区が輝き、ロータリーが輝くことになるのではないでしょうか。
 クラブに変化をもたらし輝くための一つの要素は、若い人・女性会員・退職者などを増やし、幅広い会員構成にすることです。
多様な人たちの意見や活動は、クラブの未来にとって貴重なものとなるはずです。
 また、私のようなアナログ人間には苦手なことですが、「My Rotary」や「ロータリークラブ・セントラル」の活用を進めることも今後の必須条件です。若い会員が増えることによって対応も進むものと思います。
 クラブ運営についても大幅に自主性が促されてきましたので、地区方針1.クラブのサポートと強化 2.人道的奉仕の重点化と増加 3.ロータリー公共イメージと認知度の向上につきましても柔軟に取り入れていただければと思います。
 最後にRIからの要請があります。新年度が始まっておりますが、「世界のロータリアンが1人1本植樹を」という環境問題に関心の深いRI会長からの要請です。今後可能な範囲で実行していただきたいと思います。今年度植樹予定のクラブ様におかれましては、それが充当されるものと考えます。ご協力よろしくお願いいたします。


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【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
8月25日 39名 38名 11名 71.79% 5名
8月18日 39名 30名 9名 76.92% 1名
8月 4日 39名 31名 8名 79.49% 0名

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