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第1299回<今年度第38回>2019年5月17日(金)


 会長の時間
会長:木元 愼一
ポール・ハリス語録その2
 ポール・ハリスは,「人生訓」について,私たちの生きる目的は何でしょうか? 学ぶことです。
何を学ぶために生きているのでしょうか?
学ばなければならない唯一のことは,どうすれば自己にとらわれないようになるかということです。私たちはそれを学ばなければなりません。
学ばないわけにはいきません。ひとりでに学ぶことができなければ,強制されるでしょう。遅かれ早かれ,私たちは自己と決別せざるをえません。最後の日を迎えるまで,自己にとらわれているかもしれません。あるいは自然に,徐々に,そうです,喜びをもって,自己と決別できるかもしれません。
18歳のとき,あなたは100パーセント,エゴそのものです。そうではありませんでしたか?単に自己中心的であるばかりでなく,徹頭徹尾自分のことだけ考えていました。
トーマス・カーライルによると,18歳で,人は嫌味の極致に達する,ということです。
それから,仕事に就きます。そして,あなたの自我が屈服します。次いで,結婚します。結婚に伴い,あなたの自我はまた屈服します。
そして幸い子供に恵まれましたら,そのときまでには,あの100パーセントのエゴで残っているものはほとんどないでしょう。自我との決別はこのように徐々に,自然に,喜びを伴いながら来ますので,あなたは自分の内部で何が進行しているかほとんど気付かないでしょう。それぞれの経験は,待ち望まれ,言い表しがたい喜びをもって期待されたものです。これは犠牲でしょうか? そうです,犠牲と呼ばれてきたかもしれません。しかし,あなたは,犠牲を払うという栄誉のために懸命に闘ってきたことでしょう。
これが極く自然な学び方です。あなたの母親も同じように学んできました。母親の人生は,あなたのよく知っている「Service,not self」という主義を最もよく表わしています。最後の日を迎えたとき,屈服しなければならないものは,彼女にほとんど残っていません。
彼女には1パーセントのエゴしかありません。その1パーセントは,揺らぎながら消え去ります。しかし99パーセントは,これまで生きてきましたし,現在も生きています。そして,これからも生き続けていくでしょう。
私たちの生きる目的は何でしょうか?
学ぶことです。
何を学ぶのですか?
人生を学ぶのです。
人生から何を学ぶのですか?
人生から学ぶのは唯一のことです。
人生を送る中で,いかにエゴと決別するかを学びます。
(ナショナル・ロータリアン,1912年7月号)


 青少年奉仕委員会の時間

ゲストスピーチ:五十嵐 千春 様
        『秋田っ子応援プロジェクト』会長
テーマ:秋田っ子応援プロジェクト設立と活動について

あらためまして こんにちは
あきたっ子応援プロジェクトの五十嵐千春でございます。
 私達の団体は、子供時代に体験をさせたい、体験や経験を通して自分に自信を持ってもらい、笑顔で社会に羽ばたいていけるように支援をしたいという思い いっぱいの団体です。
 最近ニュースでも取り上げられております大人の格差社会は、子供たちの環境にも「機会格差」として影響がでております。この格差が貧困の連鎖を作っているといわれております。
 では、この「機会格差」とはなんなのか。
それは、”当たり前にできる習い事や体験ができない”ということです。
 お渡しをいたしました「秋田県での子供の貧困状況」の資料「秋田市子どもの習い事状況」からも年収が低い世帯が、経済的理由から「できない」という問題がみてとれます。
 私の仕事は花の仕事ですので、色々な職業の女性の方とお話をする機会をいただきます。
 そのなかのお一人に児童館で子ども達の世話をしている先生がいらっしゃいます。
先日お話をしする機会がありまして、「今は子ども達が託児所代わりに集まってきて、手が回らず大変。一人親が多い状況のなか閉館する時間通りに迎えにこれず、子供をひとりで帰すわけにもいかず、遅くまで残っていなければならいことが多くなった」と教えていただきました。
 私達の団体は、こういった状況の子ども達に、当たり前の経験をさせてあげたいと考えております。
軸になるものは2つあります。
1つは、子ども達が通える習い事教室や出張教室による支援、
もう1つは、職業体験による社会とのつながりを学ぶ支援です。
 私達支援する側が、親の自己責任というだけで終わる問題ではないぐらい深刻になっているこの状況をどう受け止めていくのか、とても大きな問題ですが、どこに軸をおいて支援をするのか、大人の見方や大人の当たり前ではなく、子供に軸をおいて支援をするということがとても重要だと考えております。
 どんな小さな事でも、たった一度かもしれないことでも、子供達の心と体に経験が積み重ねられていき、大人になったとき、あるいは自分の子供が出来たときにでも、必ず心の中の引き出しからだしてきて、あの時のことが繋がっていたんだということを、長期的ですが、そう思ってもらえる支援だと信じております。
 秋田の子供達が夢と希望をもち、笑顔で羽ばたいていける社会のために、チャンスを平等に持てる社会のために、今日の皆様とのこの出会いが私達と一緒に歩んでいただけるご縁に繋がっていただけることを願っております。



 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
 ・2018~19年度地区表彰申請書が届いております。
ガバナーエレクト事務所
 ・5月19日(日)地区研修・協議会開催
秋田東RC例会変更のお知らせ
 ・5月20日(月)特別休会(長谷川駒造元会長ご葬儀)
一般社団法人 秋田県障害者スポーツ大会より協賛金のお礼状


【親睦ゴルフ報告】

  開催日:5月19日(日)
  場 所:秋田CC
  優 勝:吉田会員


【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
5月17日 40名 29名 11名 72.50% 6名
5月10日 40名 34名 6名 85.00% 3名
4月19日 40名 35名 5名 87.50% 0名




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