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第1301回<今年度第40回>2019年5月31日(金)


 会長の時間
会長:木元 愼一
ポール・ハリス語録その3(最終回)

「職業奉仕」について,
社会に役立つ人間になる方法はいろいろありますが,最も身近で,しばしば最も効果的な方法は,間違いなく自分の職業の中にあります。
    (ナショナル・ロータリアン,1912年1月号)
事業を見れば,その人が分かります。社会的に大成功していても,事業では平気で不正をする人もいるかもしれません。しかし,よき事業人は,どのようなときも社会で不正なことはしないと思われます。
                  (ナショナル・ロータリアン,1912年3月号)
事業の実践方法には著しい変化がありました。ロータリーの強い影響が感じられるのはこの分野です。昔は,実業家は一つのこと,金儲けしか考えませんでした。今日,実業家は,顧客,従業員,同業者,仕入先,一般の人々に対して公正でなければなりません。時代は,事業にどれほどの力量があるかと挑戦しているのです。事業はその挑戦を堂々と受けたのです。
                               (This Rotarian Age)
「倫理」について,
法律,医療,事業に携わる人々が力を合わせて攻撃した結果,文明に害を与えてきた3大疫病,すなわち,流行病や熱病,洪水や戦争より邪悪な疫病,開闘以来人類に寄生してきた疫病が,やがて過去の遺物となると仮定しても公正と思われます。この3大疫病は,インチキ弁護士,やぶ医者,ペテン師としてその名が知られています。
             (「専門職務の倫理の発展」1927 年シカゴ法曹協会記録)
「ロータリーにおけるポール・ハリスの役割」について,
ロータリーにおける私自身の働きに対する人々の見方を思うとき,私は,時々こう考えます。概して実際以上の功績がいつも私に帰せられてきました。一つの点で,実際よりはるかに勝る功績が私に与えられてきました。
初期のロータリーを神秘主義の雰囲気で包む傾向がおのずとあるように見えます。私には予言者的な先見の眼があり,素晴らしいことをする霊感や何か格別の才能があるかのように思われてきました。そのようなものは何一つありません。私が並外れてもっているのは,たった一つのことです。それは,変わらぬ信念とかなりの程度の決断力です。
(1925年シカゴ・ロータリー・クラブにおける国際的ロータリーの発展に関する談話)



 地区研修・協議会報告
スピーチ:阿部会長エレクト
 去る5月19日、秋田キャッスルホテルにて国際ロータリー第2540地区2019-2020年度地区研修・協議会が開催され、出席してきました。当クラブからは松浦新パストガバナーをはじめ佐々木徹さん、細谷太郎さん、太田博之さん、大島健さん、雑賀清一さん、上野利仁さん、岡村康城さん、林真司さん、そして米山記念奨学生のブ・ディ・ソアンさんが出席しました。PETSに引き続き、朝からみっちりの会議でした。
 国歌斉唱、ロータリーソング「奉仕の理想」に続き、冨樫龍紀ガバナーのあいさつで始まりました。続いて嶋田康子ガバナーエレクトの挨拶、次年度RI方針と地区方針についての説明がありました。マーク・ダニエル・マローニー2019-20年度RI会長は、アメリカアラバマ州の弁護士で、若くしてガバナーを務め、満を持してRI会長に就任されたようです。
 ロータリーの友地区代表委員の村越正道さんより、ロータリーの友及びロータリークラブ・セントラルについての説明がありました。毎年指摘されることですが、当地区内においてロータリーの友を会員数より少ない部数しか購入していないクラブがあるそうです。ロータリアンの義務は「出席の義務」「会費納入の義務」そして「ロータリーの友購読の義務」の3つです。購入部数については、当クラブでは問題ないのですが、ぜひ興味あるページだけでも読んでみてください。ロータリークラブ・セントラルも有効に活用しているクラブが多くあるようですので、私も取り組んでみたいと思います。
 午前中のプログラムが少し早めに終わったので、お昼休みはゆったりできました。
 午後はRI研修リーダーの山崎淳一さんの講演「奉仕の心を学び、伝え、実践しよう」を聞きました。山崎さんは当地区の伊藤壽々雄パストガバナーと同期ガバナーで、また私自身も米山記念奨学会のシステム開発小委員会で大変お世話になった方です。山崎さんは五所川原ロータリークラブ所属で、五所川原の商工会議所の会頭などもされていますが、話し方が穏やかで内容もとても分かりやすく、いろいろと聞いたロータリーの講演の中で一番腑に落ちた気がします。
 その後5つの分科会に分かれてのセミナーでした。本来、会長・幹事・会員拡大増強の第1分科会に出席すべきでしたが、地区米山記念奨学会担当の為、第4分科会の青少年奉仕部会のリーダーとして雑賀さん、奨学生のソアンさんとともに参加しました。インターアクト・ローターアクト、青少年奉仕交換、米山記念奨学、学友会がテーマでしたが、インターアクト・ローターアクトや青少年奉仕交換は次年度より活動が活発になるようです。これまで全国で唯一青少年交換をしていなかった当地区ですが、今年3月の本荘東RCと台湾ギランRC間での短期交換を皮切りに何件かの青少年交換を予定しています。当クラブ関係者でも高校生などの知り合いがいて留学に興味があるお子さんがいらっしゃいましたら、ぜひ申し込んでみてください。また、インターアクト・ローターアクト、青少年交換経験者、米山記念奨学生との連携を図り、それぞれのプログラムがより活性化するように協力し合うことも確認しました。第1分科会には佐々木徹さん、太田博之さん、細谷太郎さんが、第2分科会の職業奉仕・社会奉仕・広報・ロータリーの友部会には、地区社会奉仕副委員長として大嶋健さんが、第5分科会の新会員部会には岡村康城さん、林真司さんが
出席しています。
 分科会終了後、本会議にて分科会報告をした後、伊藤壽々雄パストガバナーよりアメリカで開催された規定審議会について報告がありました。大きな決定事項として、メイク可能期間をその年度中いつでもよしとすること、職業分類の無制限化がありました。これは日本や欧米だけでなく、アジアやアフリカにロータリーが増えていることに関係があるようでした。冨樫ガバナーの講評に続き、地区規定改定と地区資金一般会計予算・地区運営負担額についての審議が行われました。一般会計予算については、当クラブからの質問であるホームページ開設・運営費の100万円の内容についての回答がありました。2020-2021年度以降は、年間のコストが21万円程度でガバナー事務所が変わっても負担増がないこと、3社から見積を取ったうえでの業者決定であったことが説明されましたので、私も賛成をして可決承認されました。
 米山記念奨学生の紹介(私がやりました)、次年度への地区旗引継とバッチ交換、地区大会のお知らせ、RI国際大会ハワイ大会のPRがあり、本会議は終了しました。
 懇親会では、いつも地区委員長はまとまった席で、秋田中央RCの皆さんと別の席なのですが、今回は秋田中央RCの皆さんと同じテーブルで安心しました。私たちのテーブルだけプレミアムモルツをおいしくいただきました。日曜日ということもあり、午後7時ころには「手に手つないで」をみんなで歌い、お開きとなりました。
 私も帰宅する予定でしたが、RI研修リーダーの山崎さんが、秋田北RCの皆さんや伊藤壽々雄パストガバナーと二次会に行くとのことでご一緒させていただきました。その場での会話も含め、とても勉強になった一日でした。今回学んだことを参考に、秋田中央ロータリークラブらしいクラブづくりをしていきたいと思います。


 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
 ・ガバナー月信
 ・6月のレート1ドル=110円
ハイライトよねやま
大曲RC創立60周年記念式典参加お礼状
お知らせ
新会員公示
 氏 名 丸谷卓巳(まるや たくみ)
 会社名 丸谷塗装工業㈱
 役 職 代表取締役
 推薦者 中村瑞樹会員
年次計画書・年次報告書の作成をお願いしております。 
 まだ未提出の委員会は至急ご提出をお願い申し上げます。



【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
5月31日 40名 31名 9名 77.50% 8名
5月24日 40名 36名 4名 90.00% 3名
5月17日 40名 33名 7名 82.50% 0名




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