皆さん、こんにちは。
　先週は、創立記念・新会員歓迎・納涼例会でした。佐々木力親睦委員長や親睦委員の皆さん、事務局の伊藤さん、そして出席された会員の皆様のおかげで楽しい例会だったと思います。私も張り切りすぎて、少し飲みすぎてしまいました。
　先週の土曜日、13日に地区の会員基盤向上セミナーがありました。佐々木徹幹事、佐々木力財団委員長とともに出席してきました。昨年までは「合同セミナー」というセミナーで、ロータリー財団、会員拡大増強、米山記念奨学事業についてのセミナーで、私も米山委員長として毎年参加していましたが、本年度から名称が変更となり、財団と会員増強についてはそのまま、米山記念奨学事業にかわって、公共イメージについてのセミナーでした。
　各種セレモニーや嶋田ガバナーのあいさつに続き、第一ゾーン公共イメージコーディネーター補佐で岩見沢ロータリークラブの嵯峨義輝（さがよしてる）様より講演がありました。基本的に「衛星クラブ」についての紹介や説明でした。衛星クラブは、創立会員20名以上の人数
規定がなく（最低6名）や年会費の面で、設立しやすい制度です。個人的な意見になりますが、ローターアクトクラブが正式なロータリークラブになるまでの移行的形態としての衛星クラブというあり方について異論はありません。ただ、ただ単純にロータリーの会員を増やすためだけに、安易な方法をとることには疑問があります。国際ロータリーでは近年、年会費の件、入会金の件、例会開催数の件、メイクアップの件など、ハードルを下げることで、メンバーを増やそうとしている気がします。メンバーの増加＝負担金の増加ですから、国際ロータリー事務局の考えはわかる気がします。でも理想を言えば、ロータリーの魅力を高め、積極的に発信していくことのほうが、本来の姿だと思っています。
　会員拡大増強について、地区会員拡大増強委員長で秋田北ロータリークラブの小野泰太郎さんの講演でした。当地区の会員数は1,150名前後で推移しています。これに対し、県内の事業所数は49,000社だそうです。ロータリー所属率は2.2％です。潜在的可能性があるので、工夫次第で更なる会員増強は可能だ、ということです。地区としてはクラブごとに、現在の会員数により具体的な目標を設定しています。秋田中央ロータリークラブの目標は増強3名以上、うち女性会員1名以上でした。長寿社会の支え手として、企業や団体、行政のOBを会員として勧誘してはどうか、という内容もありました。
　ロータリー財団については、塩谷國太郎パストガバナーの講演でした。ロータリー財団の意義、これまでの財団への寄付額の推移や、地区補助金の決算状況などを説明していただきました。私がしばらくかかわっている米山記念奨学事業は、我々が寄付した金額すべてが奨学生のため、奨学金やセミナー開催費として使われ、事務費は利息等のみで運営されているのですが、ロータリー財団は規模が大きいため、事務費も結構かかっているのだなと思いました。ロータリー財団について詳しいことはまた改めてお話しさせていただこうと思います。
　公共イメージ、これまでは広報と呼ばれていた部分です。今回のセミナーでは基本的に地区の新しいホームページについての説明でした。各クラブの事務局や広報委員会、地区の各委員会が直接記事を投稿できる機能などが整備されているようですが、せっかく新しくしたのにホームページが従来の「http」でした。ホームページのやり取りを暗号化する「https」のほうがいいと思います。httpなので、iPhoneなどで地区のホームページを閲覧すると「Webサイトが安全ではありません」と表示されます。こちらも別の機会に触れたいと思います。
　さて、本日は出席委員会の担当です。館岡委員長は初めての例会担当ですが、よろしくお願いします。昨年度の100%出席表彰等ありますが、今年度からメイクアップ出席に関する規定も変わっています。皆さんも100%出席を達成できるよう、ご協力お願いします。もちろん秋田中央ロータリークラブの例会に毎回出席していただきたいのですが、お仕事の都合などあると思います。ぜひサインメイクだけでなく、ほかのクラブの例会に出席してもらいたいと思います。そして、ほかのクラブの雰囲気や例会での工夫など、良い面も悪い面もフィードバックしていただければ、秋田中央ロータリークラブの例会がもっといい例会になると思います。
　本日も、よろしく願いします。