皆さん、こんにちは。久しぶりの例会です。3週間ぶりで最近は本当に寒くなってきました。お体の調子はいかがでしょうか？
　ホテルメトロポリタン秋田で皆さんに会うのは、11月8日の例会以来です。まずは、9日、10日の国際ロータリー第2540地区の地区大会に参加された皆さん、ありがとうございました。初めての方もいたと思いますが、いかがだったでしょうか？私は毎年参加していますが、今年はクラブ会長としても、地区委員長としても参加しなければならず、意外と忙しい2日間でした。公益財団法人ロータリー米山記念奨学会の常務理事や事務局長もいらっしゃっており、当地区の奨学生と交流して下さった中でいろいろとお褒めの言葉もいただくことができました。
　また、今週月曜日には恒例の秋田東RCの米山記念奨学生交流事業のボーリング＆カラオケ大会があり、秋田中央RCからは奨学生のソアンさんと委員長の上野さんが参加しました。ボーリングは1ゲームだけでしたが、ソアンさん、上野さんと私が同じレーンでとても盛り上がりました。スコアは全然ダメでした。ボーリングを楽しんだ後は、表彰式を兼ねてカラオケボックスで懇親会でした。奨学生の皆さんも日本語の歌がとても上手で、参加されていたロータリアンも驚いていました。一番うれしかったのは、奨学生とロータリアンが、日本と奨学生の出身国の文化の違いや、国同士の関係について、深く話している場面が多くみられたことです。特に2次会には秋田北RCの韓国出身の奨学生と秋田RCの松村幹事が参加され、秋田東RCの相場会長エレクト、当クラブの上野さん、私の5名で熱燗を飲みながら、両国のこれからについて、お互い改善すべき点、気を付けていきたい点などを真剣に語らうことができました。批判し合うだけでなく、いい時間が持てたと思います。米山記念奨学事業の目的に近づけた気がします。
　いつものSDGsのゴール16「平和と公正をすべての人に」ですが、ロータリーの第4の目的である「奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること」に通じていると思います。まさに「みんなのためになるかどうか」です。SDGsのゴール16には、12個のターゲットがあります。暴力に関連する死亡率の減少や子どもに対する虐待防止、国際的なレベルでの法の支配、違法な資金や武器の取引、組織犯罪、汚職、贈賄を大幅に減少させ、非差別的な法規と政策を推進することなどです。お互いを尊重し、利他の心で接し、腹を割って話しあえば、自ずと平和は訪れるはずです。ついつい私も、「あいつが悪い。あいつがちゃんとしてくれれば、もっと良くなるのに。自分だけ頑張ったってダメなのは周りが頑張らないからだ」と思ってしまうことがあります。理想論だと思いますが、尊重しあい、利他の心で、腹を割って話すことができる世界になるように、米山記念奨学生の皆さんを育てていきたいと思います。
　本日のフリートークタイムは、地区からの宿題「ロータリーとは何か」について、秋田中央RCとしてのロータリー像を導き出したいと思います。
　「ただ一つの答え」はないかもしれませんが、秋田中央RCらしい意見を地区にぶつけたいと思います。
　本日もよろしくお願いいたします。