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第1331回<今年度第26回>2020年1月31日(金)


 会長の時間
会長:阿部 大助
 皆さん、こんにちは。早いもので令和2年も1カ月が過ぎようとしています。
 1月14日でWindows7のサポートが切れました。当社のお客様は昨年の春以降、順次Windows10のPCへ買い替えをしていただき、サポート終了時にはそれほどの混乱はないと予想していました。ところが、サポートが切れる14日から、問い合わせの連絡が多くあり、社員だけでなく、私も対応に追われる毎日でした。Windows10のPCへの交換、あるいは機種によってはWindows10にアップグレードや、再セットアップなど結構大変な1月でした。気分転換で旅行でもしようと思っていましたが、まだ先になりそうです。
 さて、先週23日に能代白神RCにメークをしてきました。本来の目的は、大曲RCでお世話していただいているロータリー米山記念奨学生のグェン・ティ・トゥトゥイさんの卓話に付き添うことでした。実は地区の委員長になって初めて奨学生の卓話に付き添いました。秋田中央RC以外のクラブで卓話をする奨学生の姿を見たのは初めてでした。私がいることでかえって奨学生は緊張したようですが、ベトナムでの生活や日本に来て初めて生活した盛岡のこと、そして秋田大学に入学してからのことを丁寧に話していました。米山記念奨学会の面接をしたとき、トゥイさんはとても緊張し、おとなしい方、というのが第一印象でしたが、今回の卓話はきちんと整理され、しっかりと自分の言葉で話している姿が印象的でした。以前、当クラブでお世話したチン・ティー・タンさんも面接の時は、とてもおとなしい様子でしたが、卒業するころには、立派にスピーチをしていた姿を思い出しました。また、他クラブでのメークも会長になってから初めてでした。能代白神RCは会員数が20名弱で半数くらいが女性のクラブでした。会長の時間のお話も面白く、例会の流れも当クラブとは少し違い、卓話の前にニコニコ報告や出席報告がありました。とてもいい刺激を受けてきました。能代までの往復の車の中で、トゥイさんから留学生として外国人としてどんなことを感じ、どんなことをしたいのか、じっくり話を聞くことができたのが一番の収穫だったかもしれません。
 本日の例会は、フリートークタイムの時間を使い、ロータリー財団について、特に地区補助金とグローバル補助金についてお話しした後、それらの補助金に関連して、海外支援事業や他クラブとの交流について、皆さんの意見を伺いたいと思います。事前に事務局からアンケートが送られ、皆さんからの回答をいただいています。会長方針では「新たな挑戦」としながらも、あまり新しい挑戦をしてこられませんでした。「新たな挑戦=海外支援事業」ということでは全くありませんが、以前から懸案事項にもなっていた課題でもありますので、次年度への申し送り事項としても、皆さんの意見を伺っておきたいと思います。本日出席できなかった会員もいますので、本日話し合われた内容がそのままクラブの方針になるとは限りませんが、忌憚のない意見をお聞かせいただきたいと思います。
 また、「新しい挑戦」に関して、秋田中央RCでやってみては面白い活動などのご提案があれば、ぜひお聞かせいただきたいと思います。
 短い時間ではありますが、本日もどうぞよろしくお願いいたします。


 フリートークタイム

ロータリー財団について 地区補助金とグローバル補助金
1.ロータリー財団の使命
 ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、
 世界理解、親善、平和を達成できるようにすること
2.地区補助金
 ①地区補助金による活動の種類
  ・人道的プロジェクト(奉仕活動を行うための現地への渡航や災害復興活動など)
  ・奨学金(教育機関のレベルや場所、支給期間、専攻分野の制約なし)
  ・青少年プログラム(青少年交換、ローターアクト、インターアクトなど)
  ・専門職業をもつ人びとから成る職業研修チームの派遣
 ②支給額と支給方法
   地区財団活動資金(DDF)の50%までを地区補助金として毎年申請
   3年前に地区が財団へ寄付した寄付額により計算
 ③クラブが地区補助金を申請するには
   地区補助金の利用を希望するクラブが地区に直接申請
 ※注意点:プロジェクトに必要な資金の100%が補助されるわけではない。
      クラブも負担する。
3.グローバル補助金
 ①グローバル補助金による活動の種類
  ・人道的プロジェクト
  ・奨学金(大学レベルの留学)
  ・職業研修チーム(VTT)
 ②支給額と支給方法
   予算30,000ドル以上のプロジェクトが対象クラブ/地区からのDDFの100%、
   現金寄付の50%が上乗せ
   上乗せの金額は15,000~400,000ドル
 ③資格条件
   活動を実施する国の地区/クラブと援助国側の地区/クラブがともに参加資格認定を
   受けなければいけません。
 ④申請書提出にあたってのヒント
  ・持続可能であり補助金の資金がなくなっても長期的に持続させる計画を含んでいること
  ・測定可能な目標を持っていること
  ・6つの重点分野のいずれかに該当すること
  (平和の推進・疾病との闘い・水と衛生・母子の健康・教育の支援・地域経済の発展)
  ・事前に援助国に赴き、地域調査をすること。それを基にプロジェクトを立案すること
  ・ロータリアンと地域社会の人々の両方が積極的に参加すること
  ・補助金の「授与と受諾の条件」に記載された要件を順守すること
  (15ページにわたる資料で、細かい規定であるため、ここでは詳細の記載はしません)
 ※姉妹クラブや友好クラブの締結が必要、と明記はされていませんが、実際には事前の
  地域調査が必要であるため、現地のクラブとのかなり親密な交流が必要と思われます。
  さらに、継続にはクラブとして相応の負担がある。渡航費用などは個人またはクラブ負担
4.秋田中央ロータリークラブとロータリー財団補助金最近では創立25周年を記念して、
  秋田駅前に防犯カメラを設置した際に地区補助金を利用
  補助金:387,000円 クラブの支出 250,000円
5.アンケートについて
 ・十分に回収できなかったので、クラブ会員の総意として結論付けることはできない
 ・海外支援にしても、交流にしても、事前の準備や継続のための金銭的・時間的負担が
  増えるので、まずはクラブの基盤(会員増強や大会防止、出席率向上など)を強くする
 ・会員からの新規プロジェクトに対する強い思いと、それを裏付けできるプランがあれば
  クラブとして検討するべき、とのアドバイスもあった。


通 信
ガバナー事務所
 ・2019~20年度地区大会のDVDが届いております。
ロータリー米山記念奨学会より確定申告用領収証が届いておりますので
 お渡ししております。紛失の無いようご注意ください。
秋田南RCより創立40周年記念式典案内
  と き 3月14日(土)16:00~
  ところ アキタパークホテル


【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
1 月31日 41名 32名 9名 78.05% 10名
1 月17日 41名 30名 11名 73.17% 1名
1 月10日 41名 33名 8名 80.47% 0名



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