先週の例会のあとキャッスルホテルで開かれた秋田南法人会の総会に際して開かれた講演会に参加してまいりました。私は南法人会の会員にはなっていないのですが、魁新聞に載った南法人会の講演の広告をみて申込んだわけです。講師は税制調査会会長、東大法学部教授の中里実先生で、講演内容は「税制調査会の現状」ということでこれは絶対聞き逃せないと思って参加申し込みをいたしました。会場には知ってるお顔が結構ありまして、当クラブ会員も何人かいらしたみたいです。
さて、その講演内容ですが、講師の中里先生が開口一番、「今日はこの講演テーマではお話しいたしません」といわれましてまずはがっかりし、まあ、税制調査会の現状の話なんて、一般の人はあまり興味はないでしょうししょうがないか、しかし、1
時間にわたる中里先生のお話は十分面白く、興味の持てる内容でしたのでそれはそれでよかったのですが、最後に質問の時間があるだろうと踏んだ私は、質問内容をしっかりメモしていました。しかし、質問時間もなく終わってしまいましたので、このままで済ますものかと中里先生の控室に押しかけまして、20
分ほどお話をお聞きすることができました。(これからお話しすることはオフレコでお願いしますとのことでしたので、差しさわりのないところだけ会報に載せます。)
質問事項は2 点、1点目は昨年末に衆議院選挙直前に取りやめた中小企業増税はどうなったのか?(中小企業の繰越欠損金控除を制限する、同族会社の社長給料の給与所得控除額を大幅に減らす、外形標準課税を中小企業にも適用させる等ですが。)これについては外形標準課税は懸案事項だがその他はそのままとりまとめの方向である。ということで、それだと中小企業は大変なことになりますよ、といいますと実際にこれを税制として法制化するかどうかは政府が決めることだが、○○○とのお答えでした。
2 点目は税制調査会の法人税部会の会議の前段で基調講演としてある委員が、○○○とかなり過激な発言をされているがそのような基調講演のもとに始まった税制調査会会議は大丈夫なのですか?との質問には○○○とのお答えでした。しかし、あのような中小企業に対する増税案が税制調査会でまとまられているということは、法人税率の引き下げという減税を前倒しで行っている以上、どこかで増税はしてくるのでしょうから、やはり中小企業の市場からの撤退はやむをえず、毎年減り続けている中小企業の数は今後も減り続けていくんだろうなあと思うわけです。
これをRC に当てはめてみると、会員数1,100 人維持は今後も難しくなるのかなあと、維持してくためには地区と各クラブを含めて、大幅な改革も真剣に考えていかなくてはならないのではとキャッスルホテルを後にした道々考えてきました。
少し暗いお話になりましたが、いい話も少しだけ。私事ですが、タバコをやめて半年、7 キロ増えた体重をGW 後の2 週間で3 キロ落としました。方法は、1
日2 食にしたことです。会長をお役御免となるまでには元の体重に戻したいと頑張っています。
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新会員公示 5月15日(金)公示高村嘉憲さんは7日間の公示期間が終了致しましたので ご報告いたします 5月24日(日)地区研修・協議会開催ご参加の皆様よろしくお願申し上げます。 |