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第1135回<今年度第9回>2015年9月4日(金)


 会長の時間
会長 : 白沢 啓

〈 政治の「ありかた」に興味を持ちましょう 〉

院長写真 会員の皆さんこんにちは。今日は拉致関係で尽力されている松村さんがゲストスピーカーですので、私の卓話は手短にしたいと思います。
 季節が早く進んでいるせいか、9月の初旬に身を置いているという実感がなく、なんだかふわふわした感覚にとらわれますね。里帰りしていた子供たちも東京に戻り、家の中が急に寂しくなったご家庭も多いのではないでしょうか。大学生は今月の後半まで夏休みがあるので就活の準備やらサークルやら忙しそうです。
 さて、ロータリーは政治的な活動はひかえなければなりませんが、最近の政治をみていると胃の腑に落とし込めない事ばかりが続き少々げんなりしております。
 安保法案のこともオリンピックの施設やエンブレムのことも、関係者の心のたるみが伝わってまいります。8月初旬の新聞に「識者評論」として京都大学名誉教授池田浩士さんの意見が載っており、妙に共感しました。それによると、「ヒトラーに冠せられる「総統」という言葉はドイ ツ語でヒューラーつまり「指導者」という意味なのだそうです。この「指導者」がその国民をどこに連れて行ったかは歴史が示しています。しかし歴史に対する責任は独裁者だけが負うものではありません。主権者である国民と対話し討論する努力を重ねようとしない為政者をそのまま放置する私たちの側の責任も後世によって問われるに違いありません。自分の方針や政策の正しさを一方的に述べているだけで別の意見に耳を傾けようとしない現代版のヒトラーが、私たちを連れて行く先は戦争だけではなく、主権者という最も基本的な私たちの在り方そのものが、彼によって否定されようとしている。」
 解釈のみで憲法を手なずけようとする。憲法は国民そのもの。この70年の間戦争で死んだ者は誰一人いなかったのは今の憲法が国民そのものの命をあずかっていたからこそ。
 大きな時代の変化で改正も必要なのでしょうが、国民の心に寄り添わず、わがまま放題で押し通そうとする政治に、「理解」や「信頼」はけして生まれないでしょう。


 会員選考委員会の時間
スピーチ:松村譲裕 様

テーマ『拉致問題パート3』
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【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
9月 4日 35名 24名 11名 68.57% 2名
8月28日 35名 27名 8名 77.14% 3名
8月21日 35名 27名 8名 77.14% 1名




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