会長の時間
会長 : 佐々木 力
〈 「マイクロスリップ」とは何か?(ある小冊子を見てなるほどと思った事) 〉
人間の行動と動作には無意識のうちに必ず無駄な動きが入る。
その無駄と思われる動きが力を生み、適切な表現や伝達に結びついてくる。
これを認知心理学で「マイクロスリップ」と言うのだそうです。
すぐれた俳優は、この無駄な動き「マイクロスリップ」を演技の中に適切に入れている。
《 あの俳優はうまい、あの俳優はヘタだ 》と感じる要素の一つに、この無駄な動きの度合いがある。『 量とタイミング 』無駄な動きは多すぎても少なすぎてもいけないのだそうです。静止した状態からジャンプをする時に、私たちは必ず一旦腰を沈めて『
タメ 』を作ります。この『 タメ 』が飛び上がる力を生み、リズムを作ります。
スピーチや対話をする時にも、私たちはしばしば一瞬沈黙したり、言い淀んだり、「えーと」「あのー」などの言葉を挟みます。次の言葉を考えたり、聞き手の反応を探ったり、白けていないかなど周りの雰囲気を見たりしますね。これも「マイクロスリップ」の一つの大事な役目を担っていることのようです。
会員の皆様も自然体で出る「マイクロスリップ」を自己分析してみましょう。
■ロータリーを知る
ロータリークラブの誕生は、
1905年 2月23日
(ポール・ハリス)、(ガスターバス・ローア)、(シルベスター・シール)、(ハイラム・ショーレー)の4人がシカゴ中心街のローアの事務所に集まり、地元職業人から成るクラブを結成するという構想を打ち明けた。これがその後1世紀以上にわたって世界中に広がったロータリークラブの初例会です。
今年はロータリークラブ誕生から111年になります。(フィーバーですね!)
テーマ『祈る心』の大切さ
◆葬祭業界・仏教界等が勧める 小さな祈りのプロジュクト
大好きな人の幸せや頑張る仲間の成功を。
愛する家族の、いつまでも続く日常を。
「いってらっしゃい」「頑張ってね」「ありがとう」
そんな小さな祈りを誰もがポケットに持ち歩いている。
誰かを想う・・・それが祈る事の入口です。
みんなが毎日少しずつ、誰かのために祈ったら世界は
もっと優しく、美しくなれる。
そう信じています。
◆京都の寺院を訪ねて
東寺 大日如来の眼力 立体曼荼羅
三十三間堂 千一体の千手観音 必ず自分に似た観音様がある
平等院鳳凰堂 雲中菩薩のお迎え 九品往生(くほんおうじょう)
◆日本特有の供養のかたち
七日ごとの行事 亡くなった人を弔いこれから家族が新たに歩みだすきっかけ
統計的に突然死を経験した家族がきちんと故人を弔えば、精神疾患等に患う確率は低い