皆さん、こんにちは。本日は、明徳館高校の小熊先生、阿部さん、畑原さんようこそいらっしゃいました。よろしくお願いします。
今週は、高校PTAの行事が2つあり、いろいろと学ぶ機会の多い週でした。先生方や保護者の方々と議論する中で、私も含め皆さんがいろいろなことを考え、悩み、苦労していることがわかりました。
本日は青少年奉仕委員会の時間です。毎年来ていただいている明徳館高校の生徒さんによる生徒生活体験発表を聞かせていただきます。明徳館高校の生徒生活体験発表会は、6回ほど参加させていただいています。毎回、様々な発表を聞かせてもらえます。高校生の皆さんが、どんな体験をし、どのように思い、悩み、行動してきたかが、いつも心に響きます。
昨年、今年と2年連続で県大会の審査員をさせていただく機会がありました。本日来ていただいたお二人は、校内での発表会で優秀な成績を収め、県大会にも出場されていました。明徳館高校からはお二人のほかに通信制で学ぶお二人も出場されていました。中学校卒業後に大相撲の世界に進んだのですが、残念ながら23歳で引退、その後東京の私立の通信制高校に通い始めたものの虚しさを感じ、結婚を機に秋田に移住し、明徳館高校の通信制に編入された生徒さん。希望する高校を受験するも不合格となり、二次募集で別の高校に入ったもののちょっとした勘違いで友人との溝が埋められなくなり、明徳館高校の通信制に入学しなおした生徒さん。本日来られていないお二人の生徒さんのお話もとても感動するものでした。
本日、来ていただいたお二人のうち、阿部さんは県大会でトップバッターでした。とても緊張したのではないかと思います。それでも堂々とした発表で、聴衆を引き付けていたと思います。畑原さんの「仮面」と題された発表も、私自身が中学あるいは高校の頃に感じていたことに似ているところがあり、引き付けられました。この後、お二人からの発表がありますので、ぜひ楽しみに聞いてください。
実は、すでに亡くなった私の父は秋田東高校の卒業生でした。東由利から秋田市に出てきて、20歳を過ぎてから、働きながら通学していたようです。高校卒業後に当社を創業しました。また、母は秋田高校の通信制を卒業しています。50年以上前の話ですから、現在明徳館高校に通われている生徒さんたちとは入学に至る状況が違うと思いますが、私の両親はお二人の先輩です。生まれて間もない私や妹を育てながら、友人たちの協力を得ながら私の父と母が二人で作った会社が今のカネヒコです。
私もその矜持をもって、今後も会社経営をしていきたいと思いますし、その中で地域社会に奉仕をしていきたいと思います。
本日来ていただいたお二人や明徳館高校の他の生徒さんたちには、夢や希望があると思います。いろいろな夢や希望だと思います。それが実現できる社会であるよう、失敗をして挫折を感じても再起できる社会であるよう、ロータリーや企業経営を通して、我々大人がしっかり社会づくりをします。
若い生徒さんたちには、自分の可能性を信じ、いろいろなことに挑戦する心を持ち、のびのびと考え、堂々と行動し、今よりもっといい社会を作っていってもらいたいと思います。
余談ですが、NHKのブラタモリという番組で、明日と来週の土曜日午後7時30分から秋田が特集されます。16日の放送では以前例会にゲストスピーチで来てくれた秋田スリバチ学会の柳山さんが出演します。ぜひご覧ください。
また、明日から地区大会です。こちらもよろしくお願いいたします。
本日もよろしくお願いいたします。