皆さん、こんにちは。4月10日以来42日ぶりの例会に出席していただきありがとうございます。皆さんの元気な顔を拝見でき、安心しました。秋田市内の他のクラブでは先週から例会を再開しているクラブもありますが、佐々木幹事とも相談したうえで、大型連休中に帰省や旅行で県外から来秋した方の中に感染者がいた場合を考慮し、連休後2週間は様子を見ることにしました。幸い心配は杞憂に終わり、無事本日の例会再開となりました。
我が家では、次男の通う中学校も再開し、元気に通学しています。東京の大学に進学した長男はいまだ東京に行けず、毎日自宅でのんびり過ごしています。たまに大学のオンライン授業を受けているようです。また、米山記念奨学生も大変な毎日を過ごしているようです。国際教養大学ではキャンパス閉鎖に伴い、宿舎から出なければならず、急遽アパート探しをしなければいけなくなりました。今年の8月に卒業する学生も例外ではなく、数カ月のために引っ越しをせざるを得なくなり、条件の良い物件がなかなか見つからなかったようです。別の学生は3月にマレーシアに一時帰国し、そのまま日本に戻ってこられなくなっています。6月には戻ってこられるようですが、別途奨学生オリエンテーションを実施しなければいけません。
4月に開催したカウンセラーオリエンテーションに出席できなかった方のために、先週、秋田北RCの例会にお邪魔し、例会前に個別のオリエンテーションをしてきました。秋田北RCの例会に出席するのは初めてでしたが、誕生日や結婚記念日に加え、会社の創業記念日もお祝いをしていました。例会の内容も秋田中央RCと違っており、他クラブの例会に参加するのも面白い経験でした。
秋田では4月14日に16人目の感染者が見つかってから、新たな感染者は出ていません。15名の方は既に退院されています。各種統計から数字を拾って、人口と感染者、死者数を計算してみました。感染者数は5月20日現在の数字です。米国は、感染率が0.45%、死亡率が0.03%。中国が同じく0.004%と0.0003%。日本が0.01%と0.0006%でした。ただ、中国はもともと人口が多いのと感染者数に無症状感染者を含んでいない数字です。国内では東京が0.04%と0.002%。大阪が0.02%と0.0008%。宮城は感染率が0.004%、死亡は1名。秋田は感染率が0.002%でした。東京と同様の感染率であれば秋田は350名以上の感染、死亡率から計算すると18名の死者が出てもおかしくない状況でした。米国並みであれば感染者4,200名以上、死者280名以上です。ただし、東京と秋田の人口密度の差は77倍くらいですので、一概に比較してもあまり意味がないかもしれません。それと、蛇足ですが、毎日のニュースで全国の感染者数が日本地図と一緒に発表されていますが、地図に描かれている択捉島などの感染者数は本当に把握できているのでしょうか。
いずれにしても、今週は感染者数が減ってきています。間違いなく大型連休中の我慢の成果が出ているのだと思います。このままずっと、県外や海外に出かけられないのはつらいですが、もう少し我慢します。飲食や観光業界に携わっている方々は本当に大変だと思います。県外に出るのは控え、まずは川反や山王で以前のように楽しく親睦を深めたいです。
本日の例会は、暫定的、試験的に開催しましたが、理事会でも話しあい、今後、新たな感染症が発生したり、大規模災害が発生したりした場合の指針も定めていかなければいけません。
少々短いですが、これで会長の時間といたします。本日もよろしくお願いいたします。