国際ロータリー第2540地区
中区ガバナー補佐 岡本 啓一 様(秋田RC)
秋田中央ロータリークラブの皆さん、こんにちは。秋田ロータリークラブ岡本啓一と申します。今年度2020-21年度中区(秋田分区)ガバナー補佐を務めさせていただいております。来年6月まで、残り9か月どうぞよろしくお願いいたします。
7月7日、秋田北ロータリークラブの訪問を皮切りに、秋田市内の7番目に訪問させていただくことになりました。この秋田中央ロータリークラブにはサインメークではお世話になったことがございますが、実際の例会に出席させていただくのは初めてで、楽しみにして参りました。本日は工藤智教ガバナーの公式訪問の準備の一環として例会に出席させていただいております。中村会長はじめ会員の皆さまには、例会の貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございます。先日、前もってクラブの年次計画書、報告書をお送りいただき拝見いたしました。会員名簿が写真付きで、分かりやすく、平素からお世話になっている方が多いことに気づきました。お一人お一人にご挨拶を欠いたり、失礼が多々あるかと思いますが、どうぞお許しいただきますようよろしくお願い申し上げます。
貴秋田中央ロータリークラブの昨年の活動と本年の計画につきましては、前もってお送りしたアンケートや先ほどの事業報告、計画書により、社会奉仕活動として大森山動物園クリーンアップ、秋田赤十字病院への児童図書の贈呈など、また、青少年奉仕活動として明徳館高校への支援や共同事業の実施。その他の分野でも幅広く活動を展開していらっしゃることにつきましてロータリーの一員として誇りを感じると共に、大きな敬意を表します。
さて本年度我々の第2540地区ガバナーは、工藤 智教 氏とおっしゃられ、大館南ロータリークラブの会員でいらっしゃいます。ご年齢は77歳、大館市内の真言宗遍照院という寺院のご住職をされています。私も昨年、初めてお話しさせていただいたので、長いお付き合いがあるとは言えず、情報詳細は持ち合わせが無いのですが、ご住職の前は技術者であられたとのお話もされていらっしゃいました。ロータリーの友7月号に各地区のガバナーの紹介が掲載されていますので、公式訪問までに予備知識としてご一読いただければ幸いです。
今年度、ボルガ―・クナークRI会長のテーマはご存じのとおり、「ロータリーは機会の扉を開く」です。我々ロータリーの会員が、会員に対し、また、それ以外の人々に対し、様々な機会、チャンスを提供すること。我々、会員はロータリーを通じて様々なことを知り、考え、行動を始める。そういった機会を作り出し、その機会を誰かに提供して、何かを知ってもらい、考えてもらい、行動を起こしてもらう。こういった循環が起こり、広がっていくことがたくさんの人にロータリーを知らしめ、ロータリーの事が好きな人を増やしていく。という事がテーマであろう私は考えます。工藤ガバナーはRI会長のテーマを受け、「私のロータリーを語ろう」という地区テーマを定めました。ロータリーが好きな人を作るには、我々一人一人がロータリアンとして、どのような姿勢で物事に当たろうとするのか。ロータリーに入って、自分はこのような素晴らしい経験をすることができた。そんな事柄を表現して、もっともっとロータリーのことを知っている、理解している人たちを増やそうという事を実践したいという事と私は感じました。
次にいくつかお願いをいたします。一つ目はクラブの長期展望を行うために、会長エレクト、会長ノミニー、会長ノミニー・デジグネートを早期に決め、会長に就任するための準備が進められるという体制を作ってほしいという事です、昨年、やっとこの第2540地区でもガバナー、ガバナーエレクト、ガバナーノミニー、ガバナーノミニー・デジグネートと3年後のことが計画できるような組織になりました。各クラブが各々今後5年間どうあるべきという事を考え、話し合い、計画する戦略委員会組織して開催してほしい。という事ですが、中村会長の方針に明確に記されているので、すでに着手済みかと思います。
二つ目ですが、これも中村会長の方針で5名増を目指されるとのことですが、会員増強は各クラブにおいて、最優先課題ということを一人一人の会員が理解していただくようにお願いいたします。ともすると、RIは人頭分担金の増収を目的として各ゾーン、地区、クラブに会員増強を押し付けているという話を聞きますが、会員増強は各々のクラブの活性化のために必要という事を理解ください。多分、大部分の会員は経営者として、「社会がこれだけ変わっているのだから、我々も変わらなくてはならない。」と職場で言い続けていると思います。ロータリーも同じです。我々が変わっていくためには、いろいろ方法はあると思いますが、最も効果的でしかもその効果が早く出てくるのが、新しいメンバーの加入です。会員増強について、会長、幹事、会員増強委員長を対象に研修会も開かれ、その手法については、ご存じのはずです。職業分類表を検討し、空いている分類に当てはまる会員候補を見つけ出し、候補者情報を全会員で共有し、勧誘を進めてください。
もう一つお願いがあります。同様で60%の会員の登録を目指されると記されています。ネット上にロータリーのホームページがたくさんあります。RI,地区、クラブと数えきれないくらいです。RIのホームページから会員用のMY
ROTARYというところに登録をお願いします。私もパソコンとかインターネットとかにあまり知識が無いので、教えてもらいながら、3年前に初めて登録しました。ここからロータリーに関して有益な情報がいくらでも入手できます。是非登録して、利用してみてください。
このほか、お伝えすべきことは、クラブの事業計画、報告書に記載されていますので、確認ください。「私のロータリーを語ろう」というスローガンは、ロータリーが好きな人を増やそうという事だと私は理解しています。ロータリーが好きな人を作るには、我々会員がロータリーで行っていることを広く知ってもらう事が大切と感じます。また、楽しいクラブ、楽しいクラブは楽しい例会という事で例会が楽しくなくては、ロータリーが好きな人を作ることはできません。今日はその楽しくなくてはならない例会の時間、堅い話だったかもしれませんがお許しください。益々の秋田中央ロータリークラブのご発展を祈念いたしまして事前訪問のスピーチといたします。