本文へスキップ

第1361回<今年度第16回>2020年11月6日(金)


 会長の時間
会長:中村 瑞樹
皆様こんにちは、本年度の例会もいよいよ16回目の例会となりました。
 先週は辻プログラム委員長とご家族様のご協力により、昌東院さんにおいて、座禅例会を初めて開催いたしました。
 15名の参加でしたがワクワクしながら行ってきました。
裏庭の紅葉は30日時点では、まだすこし早いとは言うものの、イチョウやカエデの鮮やかな色に癒されました。その後の座禅では流石に足の組み方は本式は出来ませんでしたが、皆さん頑張って瞑想していました。ただ一人、煩悩が多い人がいたようで、ピシャっとやられて目が覚めていたようです。やはり、しなしなっと歩いて回遊してきて、自分の前に来たときは、緊張感が走り、なかなかいい体験をさせていただいたと思っております。また、辻会員はボランティアで地域の小中学生などの座禅体験会を受け入れ、当地で行っていると言う事で、地域にも貢献なさって居ります。
 辻会員には心より感謝申し上げます。
 さて、今週末は大舘で地区大会に参加いたします。当クラブからは7名の参加となっておりますが、私と猿田幹事は前日からの乗り込みとなります。私はあいにく、翌日湯沢にて早い時間から納骨等法要が有り夜帰ってこなくてはいけませんが、参加の皆様方におかれましては、どうぞよろしくお願いいたします。
 また昨晩は、あきた元気倶楽部の実行委員会が有りました。当中央クラブもかかわって7RC事業となった、除夜の鐘花火について、概ねの内容が決まりました。いよいよ年末まで2ケ月を切ってまいりました。市民の皆様へワクワクの年越しをプレゼンしたいと思いますので、皆さんもお楽しみにしていてください。
 あと最後になりますが、先般ガバナー訪問時に指摘されておりました中央ロータリークラブメンバーのMYロータリーへの登録の件です。現在7名程度の登録で止まっております。目標の60%は無理にしても、地区平均登録率の22%以上にしないと何ともなりません。全会員の皆さんのご協力のほど、どうか何とか、くれぐれもよろしくお願い致します。インターネット環境が悪いと言われておりましたが、確認した所、現在は回復しているようですので気になさらず、まずは一回でいいので、マイロータリーのHPを見てみてください。何卒よろしくお願いいたします。
 それでは本日の会長の時間はこのくらいで終わりたいと思います。
 皆様、よい週末をお迎えください。
 ご清聴ありがとうございました。

 新会員スピーチ

スピーチ:鶴丸宗久 会員

 まずは、自己紹介をさせていただきます。名前は、鶴丸宗久と申します。会社はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社の秋田支店。前任の岡村の後任として10月1日付で着任致しました。改めまして、どうぞ宜しくお願い致します。年齢は56才。東京オリンピックが開催された年の生まれです。出身地は鹿児島県鹿児島市で、大学まで鹿児島で過ごしました。入社し、最初の配属地は千葉県の八千代市で、ここで妻と出会い結婚しました。社内結婚ということになります。子供は娘二人。下の娘が今年の4月に社会人になりましたので子育ては終わっております。現在の自宅は、千葉県の船橋市にあります。千葉県の八千代の後は、千葉県の市川、東京の新宿、茨城の古河、水戸、山形、神奈川の川崎、岐阜、福井、福島と関東、北関東、東北を中心に勤務してきました。昨年55才となり、今年の3月末で役職定年を迎え、4月から本社営業統括部のスタッフとして勤務しておりましたが、9月に急遽現場復帰を命ぜられ、秋田に参りました。従って、東北は3回目となります。私としては、東北に非常に愛着を感じているのでうれしく感じております。家族も同様に愛着を感じており、特に娘二人は、山形で約7年間過ごした関係で、それぞれ千葉、東京で生まれたにもかかわらず、出身地を聞かれたら山形と答えているようです。          
 私は、性格的には自分では温厚な方だと思っているのですが、周囲からは「温厚そうに見えるけど、怒ると怖い」と言われます。また、妻からは、頑固で言い出したら聞かないとも言われています。
 趣味は、これと言ったものは無いのですが、スポーツ全般好きです。最近は、もっぱらテレビ観戦ですが。ゴルフも下手ですがやります。野球の経験があり、高校時代背筋力が200キロを超えていたこともあり、当たれば飛ぶのですが、センスがないので芯に当たる確率が低く、スコアはまとまりません。大学時代は、鹿児島にいながら体育会のスケート同好会に所属し、ホッケーシューズを履いて、アイスホッケーをやっていました。しかし、飲み会中心のサークルで、実質は「いも焼酎同好会」のような活動でした。野球は会社に入ってからは、当時の大東京火災の野球部に入り、損保リーグで損保各社と試合をしていました。また、40代前半ぐらいまでは、転勤先各地の保険代理店さん等の野球チームに所属し、早朝野球等をやっていました。最後に所属した野球チームは、水戸支社勤務時代の水戸東ロータリークラブの野球チームでした。2006年に山形に転勤以降はチームに所属しておらず、野球をやる機会は無くなりました。
 自己紹介はこれぐらいにさせていただき、私の出身地である鹿児島についてお話させていただきます。鹿児島は、九州の南端にある県で、鎌倉時代から江戸時代まで、島津氏が統治してきた地域です。薩摩藩のお城は鶴丸城なのですが、私自身、血縁関係はありません。また、鹿児島の最も偏差値の高い県立高校は鶴丸高校というのですが、残念ながらそこの出身でもありません。鹿児島の人口は、県が約159万人、鹿児島市が約59万人です。年間の平均気温は18.6℃と秋田の11.7℃に比べるとやはり温暖です。産業は、農業、畜産業が盛んです。全国1位の農水産物は、豚の飼育頭数、和牛の飼育頭数、ブリ類養殖業生産量、サツマイモ生産量等です。比内地鶏に比べますと知名度は低いですが、さつま地鶏もあり、鶏肉をタタキにしたりして刺身で食べる文化があります。スーパーに普通に売っています。また、焼酎製造が盛んで、鹿児島県内の酒造業者はほぼ焼酎を中心商品としています。焼酎銘柄の種類は2000種以上あるとのことです。焼酎に関するエピソードですが、千葉の代理店さんが鹿児島での結婚披露宴に参加された際、とっくりのお酒を飲んだらそれが芋焼酎で、思わず吹き出してしまったとおっしゃっていました。これは、鹿児島では当たり前のことです。
 観光地は数多くあります。温泉地としては、霧島温泉、指宿温泉が有名で、指宿温泉の「砂蒸し温泉」は観光客にも人気があります。鹿児島市内も温泉が豊富で、270もの源泉があり、県庁所在地の中で日本一の数とのことです。日帰り温泉施設のほか、街中の銭湯も温泉を使用しているところが多く、気軽に温泉を楽しむことが出来ます。近年は、世界遺産に登録された屋久島の人気も高いようです。屋久杉、特に縄文杉が有名です。宮之浦岳という、九州で一番高い山もあります。一か月に35日雨が降ると例えられるほど雨が多い島です。因みに私の母親の実家が屋久島で、小学生の頃まではほぼ毎年夏休みには屋久島に行っていました。そういう面では思い出深い所です。
 私個人としましては、鹿児島のシンボルとも称される「桜島」が好きでした。観光に行くというよりは見るという面ですが。車を運転していて正面が開け、桜島が眼前に飛び込んできた際は、長年住んでいても思わずハッとするぐらい、雄大な景観だと感じていました。やはり思い入れは強く、私の携帯のSNSの待受け画面は桜島の写真です。このように、桜島の景観は素晴らしいのですが、鹿児島県民にはやっかいな面もあります。それが、噴火による火山灰です。桜島は活火山で頻繁に噴火しています。因みに、2019年は393回の噴火で、2020年は昨日現在400回のようです。桜島は、海を隔てた鹿児島市との直線距離は10キロ未満であり、フェリーで約15分の位置関係にあります。人口60万位の都市の近くにこのような活火山があるのは世界的にも珍しいようです。火山灰は、風向きによって降る方向が変わります。基本的には、季節風の関係で夏場は鹿児島市内方向に、冬は逆の方向に降ります。火山灰のうっとうしさは住んでみないとわからないと思います。まさに、空から灰色の砂が降ってくるイメージです。激しい爆発の時には、火山弾といわれる石ころのような大きさの噴火物が鹿児島市内にも降ることがあります。これは桜島の街中では日常茶飯事なので、桜島の小中学生は、通学時にはヘルメットをかぶっていました。また、桜島の周回道路には、「避難壕」と呼ばれるコンクリート造の設置物があります。これも、鹿児島あるあるなのですが、鹿児島には「降灰袋」というものがあります。可燃物用、資源ごみ用の用途と同じで、自宅周りの火山灰集めてゴミ捨て場に捨てるのです。県外から転居して来た方はビックリされます。このように、頻繁に降灰があるので住民は本当に大変です。降灰と中途半端な雨が同時に降ると最悪で、車もドロドロになります。これに備え、鹿児島県民、特に女性は、晴雨兼用の傘を常備していました。このように、住民にはやっかいですが、見るには最高だと思いますので、行かれたことが無い方は是非観光に行って見て下さい。
 次に、鹿児島県民の県民性について触れさせていただきます。歴史学者の「八幡和郎」氏の本によると、全般的には、「剛健で開放的。誠実だが、ときによっては情熱的になり過ぎる」「不言実行を是として『議をいうな』と理屈先行より行動を重んじる気風」「思想的な新しい流れをつくるというより、新しい時代をつかみとって現実化するのに強い」仕事に対する姿勢は、「人を使うのがうまく、優秀な人間の実力を認めてうまく引き立てる。しかし正直すぎて売り込み下手になる面もある」とありました。これは、大まかにはあっていると感じます。因みに秋田県民は、「忠実で冒険心に富むが、無口で自己実現が苦手な面もある」「我慢強いが派手なことは結構好きで、一度決めたら頑張る。お祭りや民謡も好き」「秋田美人の言葉のとおり、男女問わず、色白で目鼻立ちの整った人が多いが、その割に芸能人は少なめ。タレント向きの福岡人と違い、自分を積極的に売り込んでいく積極的な自己主張に乏しい面がある」との内容でした。いかがでしょうか?鹿児島県民の体形は、私のような、色黒、小太り、低身長が多いように感じます。
 最後のパートでは、私の会社人生を通しての考え方等についてお話させていただきます。
私は入社して34年目の年度を迎えております。これまで、勤務した各地で色んな出会いがあり様々な経験をしてきました。サラリーマン人生としては大きな転機は3回ありました。一度目は、東京の自動車営業部の係長時代に、私の不徳の致すところもあり上司とぶつかり、最低の評価を受け飛ばされました。まさに「半沢直樹」のような状況でした。その後、済々と仕事を進めていく中で復活し、水戸で支社長をやらせていただくことになりました。二回目の転機は、水戸、山形と支社長を務めた後の川崎の支社長時代です。その時も、私の不徳の致すところですが、代理店の社長と対峙した結果、納得されず、他社に成績を移されたこと等により成績不振となり、実質的には首になり、岐阜にスタッフとして異動しました。その後、岐阜の2年目に岐阜支店内の多治見支社で支社長が病気で倒れたことにより、支社長として緊急登板。立て直し、翌年度、福井支店長となりました。その後、福島支店に異動となり今年の3月まで務め、役職定年を迎え4月より本社勤務をしていました。そして、この度、秋田支店への緊急登板となったという経緯です。
 私は、年を重ねるにつれ、より強く思うことは、「出会ったひとには幸せになって欲しい」ということです。これは、鹿児島の偉人、「西郷隆盛」の「利他の精神」から影響を受けた面も強いと思います。この「利他」は、鹿児島出身の、京セラ創業者の「稲盛和夫」氏の著書でも提唱されています。会社の組織においては、上司が部下を選ぶことが出来ても、部下は上司を選べません。これを踏まえますと、部下に成功体験を積んでもらい、成長し、仕事も家族も幸せになって欲しいと考えます。よって、人財育成は特に強く意識しております。仕事の関連で申しますと、取引先の代理店さんやお客様に対しても同様です。さらにいうと、この秋田中央ロータリーのメンバーの方々に対してもそうですし、使わせてもらう飲食店等でも同様だと考えます。
 これまでの会社人生を振り返りますと、人にめぐまれたなぁと実感しております。私自身、至らない人間であり、なかなか理想通りにはならないのですが、この秋田の地での出会いを大切にし、「出会った方々」が、幸せな気持ちになれるように精進しながら過ごしていきたいと考えています。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
とりとめのない話となってしまい誠に恐縮ですが、本日の私のご挨拶のスピーチとさせていただきます。ご清聴、有難うございました。


通  信
ガバナー事務所
 〇11月のロータリーレート1ドル=104円
 〇ガバナーエレクト激励会及び地区財団資金管理セミナー案内
  日時:12月5日(土) 会場:バーリーズクラブ

【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
11月 6 日 38名 30名 8名 78.95% 12名
10月30日 38名 29名 9名 76.32% 1名
10月23日 38名 31名 7名 81.58% 0名

11月・12月の例会プログラム予定
 11月 6 日 (金) プログラム委員会の時間
 新会員スピーチ:鶴丸宗久会員
 11月13日 (金) プログラム委員会の時間
 新会員スピーチ:井上浩司会員
 11月20日 (金) 米山記念奨学委員会の時間
 ゲストスピーチ:宮地貴士 様
 11月27日 (金) 休会(祝日週休会)
 12月 4 日 (金) 年次総会 
 米山奨学生スピーチ:ブ・ティソアンさん
 12月11日 (金) 幹事の時間
 12月18日 (金) 例会変更:
 13日(日)クリスマス家族例会
 会場 ホテルメトロポリタン秋田
 12月25日 (金) 休会(特別休会)



次 ←    → 前