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第1205回<今年度第33回>2017年3月21日(火)


国際ロータリー第2540地区
《ロータリー財団100周年記念講演会》開催
『北区・中区・南区合同IM』

 ガバナー謝辞
ガバナー 平澤 孝夫

 本日は日程の変更、そしてウィークデイにもかかわらず、大勢の皆様にご出席をいただき誠にありがとうございます。
 一昨年のロータリー研究会、私がガバナーエレクトの時でしたが、金子由佳様のご講演を聞いて、ロータリーそして世界平和、若い人達の献身的な奉仕等、考えさせられる事が多く、皆様にも是非聞いていただければと思っておりました。
 今回ガバナー補佐の皆様、地区役員の皆様、そしてご協賛いただきました企業の皆様のご協力で、この会を催すことができました。ありがとうございました。
 ロータリー財団へのご寄付は、ポリオの撲滅や平和の推進といったロータリーの優先活動のために有効に活用されております。
 本日の講師の金子由佳様は、熊谷東ロータリークラブのご推薦を得て、ロータリー平和フェローシップとなり、現在パレスチナ・ガザ地区において世界平和のためにご貢献なさっている方でございます。
 国際ロータリーは、世界平和に貢献する人材を育てております。
 私達一人ひとりのロータリアンの力はわずかですが、彼女のような人材を育てている事に役立っているわけでございます。今日はこの事を皆様に再認識していただければ幸いでございます。
 このあと「JVC/ガザの子供の栄養改善支援」の募金をいたしますので、ご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、金子様、本日は誠にありがとうございました。これからもお身体にお気をつけてご活躍いただきますよう、国際ロータリー第2540地区ロータリー一同心よりお祈り申し上げます。



 
記念講演:演題「国際人道支援の第一線から」


○記念講演講師
 特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
 パレスチナ事業 現地代表 2010年平和フェロー 金子 由佳 様

【プロフィール】
大学で国際関係学を専攻し、卒業後6年半NGOや実施機関で勤務。2011年、オーストラリアクイーンズランド大学、国際政治学部、紛争予防及び平和学専攻で修士号を取得。その後国連大学、外務省勤務の後、2012年6月より現職。大学院卒業直後、パレスチナ現地NGOの活動にボランティアとして参加。一ヶ月の現地生活を通じて、パレスチナ人が直面する苦難を目の当たりにする。イスラエルによる占領状況を黙認する国際社会と、一方で援助を続ける国際社会の矛盾に疑問をもち、国境を越えた市民同士の連携と、アドボカシー活動の重要性を感じている。プロジェクトを通じて苦難に直面する人々と連携し、その経験を日本の人々とも共有したい。



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