会長の時間
会長 : 小林科樹
本日はゲストスピーカーにキョウランさんをお迎えしての1116回目の例会であります。
先週は当クラブの創立25周年を目前にしての創立記念日のお話をいたしました。その際に会報にあります「自律こそ和」という平澤善四郎初代会長の言葉についてちょうど当クラブを訪問していました平澤ガバナーノミニーにお話しいただこうと思いましたが、時間がなくなってしまいお話いただけませんでした。そこでこの言葉の意味について、1992年1月17日第25回目の例会での平澤会長のスピーチをご紹介しながらお話ししたいと思います。
当時の会報によりますと、「この「自律こそ和」は私が東RCから新設クラブに移籍し、会長を引き受ける決意をした時点で真先に思い浮かんだ言葉です。」-当クラブは秋田東RCからの数名の移籍者をもとにして誕生したクラブでして、この時点で会員数は50名でした。-「ロータリーは和を以て尊しとする。クラブの発展は和に帰し和に尽きると、」-この「和を以て尊しとする」という言葉は、聖徳太子の17条憲法の第1条に出てくる言葉で、「わ」あるいは「やわらぎ」と読みます。「当たり前のことでありますが、その和も決して表面的なものでなく、自律の心を以てこそ、真の友好、和があるのだと考えました。広辞苑をひも解いて、「自律」の欄を見ますと、「自律」とは自分で自分の行為を規制すること、外部からの制御から脱して、自分のたてた規範に従って行動すること、と書いてあります。ちなみに同じ読みで「自立」という言葉がありますが、これは人の手助けや支配なしに物事を行うことで、それに対して「自律」は自分のたてた規律に従って自らの行動を規制することであります。何故このような話をするのかというと、」云々とありまして、「インターシティーミーティングへの参加者が少ない、人が欠席するから自分も欠席してもいいだろうという考えは自律した人間の考え方ではない」と会員への苦言を述べていらっしゃいます。
「和」はとても大切ではあるが、それは自分の個性を抑えて控えめにすることで全体を丸く収めて、互いに関わりあうことではなく、一人ひとりがまずは自らの個性を最大限に発揮して、自律すること、そのうえでそうした者たちが互いに和することが大切である。これを「大きな和」すなわち大和(やまと)といい古来より日本人が受け継いできた心の持ちようであります。「自律こそ和」とは、そういう意味なのかなと思うわけであります。
ゲストスピーチ
キョウラン 様
テーマ
『空海の「物のあわれ」論の形成について
・・・死後の世界を覗き見る。』
内 容
1、空海とは・・・善通寺市佐伯の生まれ
2、何故、「死後の世界」なのか・・・生きることの対象?
3、研究の理由
4、古典に見る「死」と現在、寿命が80歳を超えた現代との相違点
5、皆さんに伝えたいこと
6、貴方は100%死んで朽ち果てることを知っていますか?
幹事報告
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ガバナー事務所
・ロータリーの友事務所より「情報提供依頼」
「ちょっと変わった例会の食事のエピソード」
「例会を楽しむコツ!」
開催日時 5月9日(土)午後2時~
開催会場 大曲エンパイアホテル
・地区大会DVD
・ガバナー月信
ガバナーエレクト事務所
・地区協議会 リーダー・サブリーダー会議案内
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お知らせ |
4月17日(金)お花見例会
会 場 津ねや
開催時間 18:00~
同日インフォーマルミーティング開催
会 場 津ねや
開催時間 17:30~
新 会 員 湊会員
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