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第1155回<今年度第29回>2016年2月5日(金)


 会長の時間
会長 : 白沢 啓
〈 スポーツの精神とロータリーの精神 〉

院長写真 皆様こんにちは。今日は細谷会員のお知り合いでスケルトンの笹原友希選手においでいただいております。あとで少しご挨拶をしていただきますので皆さんお楽しみに。前の方には笹原さんが今年1月に勝ち取った金メダルや賞状も置いてありますのでご覧下さい。また、色々な形での笹原さんへのご支援も宜しくお願いいたします。
 さて、アスリートが目の前に居て少し話しにくいのですが、今日は先日の読売新聞に載っていた記事からの引用です。
 早大教授でスポーツ庁スポーツ審議会会長代理、スポーツ倫理学をご専攻の友添秀則氏のお話で、読売の「論点」への記載です。
 「ロシアのドーピング違反と国際陸連の隠蔽関与は国際社会に大きな影響を与えました。記録向上のための不正な人体改造はますます深刻化・巧妙化しているそうです。スポーツ界は巨額の利益が結びつきやすい世界ですから、実は腐敗もおこりやすいというわけです。
 ここで、スポーツの本質や価値をどう考えるかが大切です。あまりにも商業化してしまったスポーツの世界を正すのは、価値観の転換「パラダイムシフト」にこそその答えを見つけるべきだ」と氏は論じます。
 「スポーツは喪失と獲得、競争と協力、苦悩と幸福など実人生で経験する葛藤を、非日常の経験の中で集約して提供してくれます。人間形成に必要な体験の宝庫なのです。」「その本質は、連帯、他者への尊重、ルール順守の精神などの内在的価値、そして勇気、専心、努力、克己といった「徳」にあるといえるでしょう。」
 ロータリークラブも同じことが言えますね。会員の皆さん、毎週出席していただき、笑顔で過ごし笑顔で例会を後にしますが、それぞれお仕事では苦労も多いでしょう。でも、我がクラブの例会では、気心の知れた友人が同じテーブルに向かい、談笑し合いながらランチをいただき、とてもリラックスさせてくれます。連帯や尊敬、真心に満ちあふれた場がそこにあります。私は最近、出席の大切さ、集うという素晴らしさをわかり始めました。
会長として皆様に感謝
 会員の皆様。任期も半ばを過ぎていよいよ2月も中旬です。これからある大きな行事は地区大会ですね。早朝から応援に駆けつけなければならない会員もおいでです。本当にご苦労様です。特に今年度初めて理事や委員長さんをなさっている皆様にはお礼申し上げます。あと少しの辛抱で今年も桜の季節がやってきます。一日一日を大切に。そして金曜日を楽しみに頑張りましょう。


 新会員スピーチ
スピーチ:白畑 保 会員

◆自己紹介
 昭和42年2月14日 48歳 秋田市保戸野の生まれ B型 
 秋田南高校卒業後、秋田経済法科大学法学部卒業し、むつみ不動産(現在のむつみワールド)入社。平成10年に、財産コンサルティングに入社し、昨年まで代表を勤める。現在も取締役として、営業関係の統括を任せていただいている。
 高校までバスケットボール部所属。社会人も少々経験。現在の趣味は、アウトドア。

◆当社の紹介
 昨年、茨島から保戸野に本店移転をし20周年を迎える。不動産の仲介をベースに、創業の納谷彰が立ち上げ、不動産の売買仲介、賃貸仲介、分譲、管理、建築などを秋田県を中心に展開を図る。昨年の本社移転により、不動産、建築に関するご相談をワンストップで対応できる来店型店舗を運営。またAKTハウジングセンターに、クレバリーホームの常設展示場を構えて建築にも力を入れる。現在、総勢28名で県外進出を目標に、基盤づくりを進行中。

◆秋田の不動産情勢
 最近の県内の地価動向は、秋田市についてはようやく下げ止まりの基調がある。実際に、保戸野、手形、国道沿いなどは、下げ止まりが数字も表されている。但し、市外の動きをみると、まだまだ価格が下がっても流通が起きないのが現状である。人口減少の問題などからも、秋田市以外は非常に厳しい状況が続いている。
秋田市地下公示平均価格につては、昭和40年代と同じになってしまっている。バブル時をマックスとすると、現在は8割減となっているのが現状。
 賃貸物件は、居住系については、着工件数は増えてはいるものが、家賃相場はそう上がってはいない。店舗系については、設備投資を少なくする為需要があるが、低賃料で推移している。事務所系については、需要が少なく、秋田市の駅前、山王といったところも空き物件が目立っている。商業施設については、ロードサイドの大型物件に県外からのオファーもあるが、秋田の商業施設エリアが限定されていることや、都市計画の拡充が図られないことから、品薄状況が続いている。その為、若干の価格上昇のエリアも見られる。
 秋田県の新設住宅着工戸数は、人口減少等を背景に、全国と同様に減少傾向を辿っている。
こうした中、秋田県の新設住宅着工戸数をみると、前年を上回る月が増えているなど、住宅投資は下げ止まっている。着工種類別にみると、貸家の着工が相続税増税対策等を背景に、下げ止まっている。緩和的な金融環境も、これらの原因になっていると思われる。
 相続税増税対策を企図した貸家の受注は、数字的には増加しているほか、相続税に関するセミナーも盛況なところも出てきているようだ。
 高所得者や土地所有者など比較的余裕のある層を中心に持家の受注が増加している。多くはないが、一部には、「省エネ住宅ポイント」制度の活用や、消費税率10%への引き上げを見据え、早めに動き出している顧客もいる。また、現時点で、将来的な金利上昇を意識した顧客行動はうかがわれないように感じる。
オリンピック開催の影響などから、秋田県においても、資材・労務単価の上昇は生じており、顧客ニーズの顧客単価との間に挟まれ、建築業者を悩ませている。
 駅前再開発は、地権者の協力も、行政の働きかけも少なく実現は皆無に近い状況だが、ようやく最近、駅に隣接するJR秋田支社の社屋を南側に建て替え、跡地についての活用が計画されるほか、移住を希望する高齢者を受け入れるケア付き共同体「秋田版CCRC」の実現や、活用される案が浮上して、期待感を持ってみている。いずれにしても、行政の積極的な動きと、民間との密接なタイアップがもっと図られることを願う。



 幹事報告

通 信
(株)クマヒラ様より『抜粋のつづり その七十五』を頂戴いたしました。
2月12日(金)は『冬を食する例会』です。
  開催時間 18:00~
  開催場所 ラ・グロッタ
ご報告
創立25周年記念スローガン決定
 『四半世紀の時代を超え、新たな未来へ!! 』
   ~田宮会員おめでとうございます。~



【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席率 メークアップ
2 月 5 日 36名 26名 10名 72.22% 3名
1 月29日 36名 27名 9名 75.00% 3名
1 月22日 36名 29名 7名 80.56% 1名