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第1157回<今年度第31回>2016年2月19日(金)


 会長の時間
会長 : 白沢 啓
〈 会員増強チームの編成 〉

院長写真 会員の皆様こんにちは。今日はゲストの国際教養大学教授葉先生と中区ガバナー補佐の髙﨑さんがお見えですので会長の時間はいつもより10分近く早く始まりました。どうぞお食事などをしながらお聞き下さい。
 最近、閣僚の失言等が相次いでいます。「歯舞」を読めない北方相はど忘れしたと釈明、環境相は放射能の濃度について根拠がないと言い、その後の問い詰めに対して、「自分が言ったことを確認してから」と言いました。会見で自分が言ったことって普通は忘れないですね。報道規制のことに関しての話も総務相が発言し、「一般論」だから等と弁明。
 不倫騒動の代議士は辞任。国会議員の質の低下は明白だなあと思います。
 さて、話題は変わりますが、1月の理事会に提案してご承認いただいた会員増強に関する一工夫です。北ロータリーさんがチーム制で成果を上げていると聞きましたので、さっそく試行しようと思い「チーム」を作りたいと思います。なかなかメンバーを発表する機会が無かったのですが本日発表します。お互いチームの中で情報のやりとりと会員増強の意識を醸成していただきたいと思います。現段階ではこれをもって各チームの間で競争しましょうというようなことは考えておりませんが、意識を高めてまいりましょう。宜しくお願いいたします。

  ■ジュンサイチーム   白沢・佐々木(力)・石川・田宮・雑賀・長門
  ■きりたんぽチーム   木元・中村・野口・細谷・半田・小林
  ■がっこチーム     熊谷・千葉・平澤・松浦・大里・小俣・佐藤
  ■まげわっぱチーム   阿部・辻・小松・吉田・北川・赤井
  ■あきたこまちチーム  猿田・佐々木(徹)・前田・髙村・湊・宝田
  ■はだはだチーム    木村(昌)・木村(昭)・太田・白畑・佐々木(晋)
   ※順不同・敬称略とさせていただきました。

 国際奉仕委員会の時間
ゲストスピーチ:国際教養大学 国際教養学部         
       グローバル・ビジネス課程 教授 葉 聰明 様
テーマ『台湾と秋田の国際交流を深めるために』

 台湾出身の葉聰明と申します。大学までは台湾で教育を受けましたが、その後は日本の筑波大学院に留学し、経営学の学位を取得しました。関西の大学で教えたことがあり、その際、秋田に国際教養大学が設立されるという話を当時の同僚から聞いて、応募することにしました。初代学長の中嶋嶺雄先生が台湾の李登輝元総統との共著を以前読んだこともあり、中嶋元学長の教育理念に共感を覚えたところがあったからです。お陰様で、国際教養大学が様々な革新的な教育に取り組むことで全国的に有名になったという貴重な体験を得ることができました。
 05年に秋田に赴任した当初、不便に感じたのは台湾料理の店がないことでした。東京や大阪だと、台湾人のコミュニティが多く、台湾料理の店もたくさんありますから。ところが秋田に住んでいるうちに、台湾との接点や交流が意外に多いことが分かりました。東日本大震災以前は韓国人観光客に次いで台湾人観光客が二番目に多かったが、現在は台湾人観光客がもっとも多いことになっています。秋田市と台湾の花蓮県にある瑞穂郷と、田沢湖と高雄市にある澄清湖と、秋田ロータリークラブと台北市の大同クラブと、鳥海山山ろく線鉄道と台北近郊の平渓線とは、姉妹関係を結んでいます。また、国際教養大をはじめ、県内の大学や高校は台湾側の提携校との間に、修学旅行や交換留学などの形で交流を活発に行っています。
 このように秋田と台湾との国際交流において信頼関係の基礎があり、秋田の国際化を進めるために台湾との国際交流を深めることが選択肢の一つになる のではないかと思います。長期的・持続的に交流を維持するためには、まず、きっかけや仕組みをつくり、そして「人的」交流を促進することが重要ではないかと考えています。この「人的」要素があってこそ、長期・持続的に交流が維持できるというように実感しています。去年、台湾師範大学の経営学修士課程関係者30人が研修旅行のために秋田県を訪れました。そのきっかけは、同大の国際センター長が以前国際教養大に講義に来たことがあり、 秋田県を強力に薦めたからです。ほかの台湾の大学からも海外研修のために秋田に来たいという相談を受けたことがありますが、それも以前に交換留学に来たことのある学生が勧めたからだと聞いています。
 秋田と台湾との国際交流を深めるためにいくつかのアイディアを考えています。一つは、秋田県に台湾人留学生の会を作ることです。この留学生の会を中心に、県内の各団体との文化交流を進めるというしくみになります。留学生たちは台湾のことを紹介し、秋田における台湾への理解を高めるとともに、同時に、台湾における秋田へのPRのアンバサダーにもなります。以前に台湾における秋田への認知度について調査をしたことがありますが、残念ながら東北隣県に比べて低かったという結果でした。若い世代の留学生たちはフェースブックなどソーシャルメディアで秋田のことを発信することにより、効果的に認知度を高めることが期待できます。例えば、台湾で人気の漫画「スラムダンク」の中で秋田の高校がモデルであったことを台湾のソーシャルメディアでPRして秋田への関心を高めようというプロジェクトに本学の台湾人留学生が取り組んでいます。若い世代が国際交流を推進することに中心的な役割を担って、秋田をもっと元気にすることを期待します。



 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
 ・2016年国際ロータリー年次大会(ソウル大会)旅行案内
   開催日 5月28日~6月1日
ガバナーエレクト事務所
 ・会長エレクト研修セミナー《PETS》・ロータリーセントラル研修案内
   開催日時 3月26日(土)13:00~18:30
   開催場所 秋田ビューホテル
   出席義務 佐々木会長エレクト 阿部地区米山奨学委員長 事務局伊藤
お知らせ
中区IMのご案内をお送りいたします。ご出席をお願い申し上げます。
  開催日時 4月16日(土) 14時~19時
  会  場 本荘グランドホテル
  テ ー マ  チャレンジ企業紹介


【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席率 メークアップ
2 月19日 36名 28名 8名 77.78% 7名
2 月12日 36名 25名 11名 69.44% 2名
2 月 5 日 36名 26名 10名 72.22% 0名