今月は「職業奉仕月間」です。ロータリー章典では、「職業奉仕月間」は、クラブが職業奉仕の理念を日々実践することを強調するための月間である。この月間で推奨される活動には、〔地区行事のボランティアの表彰〕〔ロータリー親睦活動への参加推進〕〔職業奉仕活動またはプロジェクトの実施〕〔未充填の職業分類に焦点を当てた会員増強の推進〕などであります。1月号のロータリーの友に「職業奉仕」はロータリーの根幹か?という表題で、日本のロータリー100周年委員会ビジョン策定員会委員長本田博巳(前橋RC)氏の寄稿がありました。3年後のオリンピックイヤーの2020年に日本のロータリーは100周年を迎えます。寄稿の内容は、世界のロータリーと共鳴できる日本のロータリーのビジョンを検討する時、世界のロータリーと日本のロータリーとの意識のギャップを示す代表例として、「職業奉仕」という言葉の受け止め方を再考する必要があるという論評です。
ロータリーでは五大奉仕部門の定義があります。第一部門は「クラブ奉仕」=行動力、第三部門では「社会奉仕」=取り組み、第四部門では「国際奉仕」=クラブの活動やプロジェクト、第五部門では「青少年奉仕」=活動やプロジェクト・プログラム、などという言葉で具体的に会員やクラブに行動を求めています。第二部門の「職業奉仕」はこれまで記述が他の部門と異質だったため、2016年の規定審議会で以下のように改正されました。その文面は『「職業奉仕」は事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理念を実施していくという目的を持つものである。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行う事、そして自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てるために、クラブが開発したプロジェクトに応えることが含まれる。』というものです。
ジョンジャームRI会長は、全てのロータリアンが持つべき中核となる資質と人格は?と問われた時、「最も大切な中核的価値観は『高潔性』です。高潔性がなければ何もないのと同じです。」と述べております。“高潔”とは人柄が立派で、利欲のために心を動かさないこと、をいいます。日本の伝統的な職業奉仕論は「高い職業倫理感を持った高潔な人格がロータリアンに求められる」と強調しております。
筆者は世界のロータリーでは、自分の職業上のスキルを生かした奉仕活動は個人が行うものであれ、クラブが行うものであれ、すべて立派な「職業奉仕」という事で、世界のロータリアンは奉仕部門の一部として職業奉仕活動を語る、日本のロータリアンは「奉仕の理念」の職業への適用や自分自身の職業観を語る。ここにズレがあると言っております。
具体的に「職業奉仕」とは何か?わかりやすく述べているのかと注目して寄稿を見ましたが、とても難解です。最後にテーブル上の四つの缶にご寄付のご協力をお願いし会長タイムといたします。
スピーチ:大里プログラム委員長
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ガバナー事務所 ◇特にございません。 ガバナーエレクト事務所 ◇地区チーム研修セミナー案内(地区米山奨学記念委員長へ) 開催日:2月18日(土) 会場:プラザ都 ネパール医療支援・調査団よりネパール医療活動支援金へのお礼状 ロータリー秋田(回覧) |
お知らせ |
理事会事項報告 新会員公示 氏 名 上野利仁 会社名 ソニー生命保険㈱ 役 職 営業所長 推薦者 中村会員 |
例会日 | 会員数 | 出席数 | 欠席数 | 出席数 | メークアップ |
1月20日 | 36名 | 25名 | 11名 | 69.44% | 7名 |
1月13日 | 36名 | 30名 | 6名 | 83.33% | 0名 |
1月6日 | 36名 | 31名 | 5名 | 86.11% | 0名 |