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第1197回<今年度第25回>2017年1月13日(金)


 会長の時間
会長 : 佐々木 力

院長写真 今年の冬は暖冬なのでしょうか。12月から正月明けまで降雪が少なく根雪にならず、日常生活でも雪寄せする機会もあまりなく、1ヶ月ほど得した気分になっております。一方、除雪業者にとっては出動する機会がなく、またスキー場も雪不足で、うらめしい空で収入減になっている事と思います。
 ヨーロッパ南部では寒波で難民が凍死するというニュースが流れています。地球の天候は世界情勢のように乱れているのでしょうか。ただ今週からは例年通り秋田らしい冬になりました。これから2ヶ月位適度に降ってほしいと思います。
 昨年、インターネットでロータリーEクラブの情報を見ていたら、愛知のEクラブに労働組合の執行委員長が入会していて寄稿しておりました。私の認識ではロータリアンの多くは使用者側の方がほとんどと思っておりましたのでびっくりいたしました。時代は変化しているのですね。最近、『官製春闘』という言葉が定着してきているようですが、2013年から通常労働組合などが行う春闘を総理や政府が先頭に立って、経営者側に賃上げを要望するようになりました。2014年には15年ぶりに2%を超える賃上げを実施する企業が相次ぎました。2015、2016年も官製春闘が続き、安倍首相は『働き方改革実現会議』を開き、今年の春闘も官製春闘が続きそうです。
 しかしどうなのでしょうか?個人的には正規雇用が派遣社員にとって変わり、非正規社員が増えている現状では、働く側の待遇改善での物価押し上げができるとは到底思えません。私も以前は労働者側でいわゆる「親方日の丸」企業に勤めておりました。文字通り使用者側は国です。3公社5現業の電電公社(現NTT)職員でした。
 皆さんは年代から既にお解りの事と思いますが、3公社は【日本国有鉄道、日本専売公社、電電公社】、5現業は【郵便、国有林野、紙幣等印刷、造幣、アルコール専売】です。現在3公社は民営化され、それぞれJR、JT、NTT、最近では日本郵政(JP)が民営化されました。他の現業は国有林野以外独立行政法人となりました。
 高度成長期には賃金は上がる一方でしたが、バブル崩壊後は成果主義を採用する企業が増え、賃上げは難しくなっております。最近は要求内容が変化し、育児支援の充実や雇用維持などの要求が盛り込まれているようです。
 少子高齢化、人口減、私達の住む秋田は経営環境が大変厳しい状況です。ロータリー発足の精神『職業奉仕』現代こそ情報交換や情報共有などを通じ、ロータリアンの団結を強める時期ではないでしょうか!
 最後にテーブル上の四つの缶へのご寄付をお願いし、会長の時間といたします。


 直前会長の時間
ゲストスピーチ:田中央吾 様(秋田県健康福祉部部長)

テーマ『秋田県の高齢者医療の現状と今後の展望』
田中 様
白沢直前会長



 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
  ◇ロータリー財団100周年記念シンポジウム 公共イメージ向上協力金
   朝日新聞広告記事データ配布、クラブ広報活動で活用依頼(各テーブルへ配布)
  ◇第2800地区 ガバナー事務所(山形県)より
  「寒河江さくらんぼロータリークラブ」姉妹クラブ募集のお知らせ。
お知らせ
親睦活動委員会より2件ご案内中です。ご参加をお願い申し上げます。
 ◇ONEゲームボウリング開催
  開催日時 2月17日(金) 17:30~
  開催場所 ブルックリンストライク
  会  費 1,300円
 ◇冬を食する例会
  開催日時 2月17日(金)
  開催場所 割烹 かめ清
  会  費 6,000円
新会員公示について
 ◇1月6日に公示いたしました、大嶋健 様は7日間の公示期間が終了いたしました
  のでお知らせ申し上げます。


【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
1月13日 36名 30名 6名 83.33% 9名
1月6日 36名 31名 5名 86.11% 1名
12月18日 36名 36名 0名 100.00% 0名

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