本日は副幹事の時間です。荒谷様にお越し頂き、ゲストスピーチをお願いしております。後程宜しくお願いいたします。
今日のテーマは〝人手不足″について少しお話をしたいと思います。宅配最大手のY運輸では、荷受量の急激な増加で人手不足が深刻な問題となっております。2016年度で39億個に迫った宅配の取扱い個数、特に12月の増加が目を見張ります。取扱い個数が4億6318万個、前月比で1億個増加したそうです。ネット通販の利用拡大に伴い、宅配便の取扱い個数が右肩上がりで増加しております。一方、物流業界では荷受量の増加に対する人材不足が露呈し、特にドライバー不足が顕著になっております。さまざまの報道によると、労働組合が労働環境の改善を求めていることに対し、荷受量の抑制や配達時間の変更なども検討しているようです。ただ7万人になるという未払いのサービス残業代、総額で数百億に達する可能性があるそうですが、長時間労働と低賃金でドライバー不足が課題の物流業界では具体的な成果について注目が高まっているようです。ある信用調査会社で調査した企業の人手不足の動向では、正社員が不足と回答した企業は43.9%、非正社員が不足と回答した企業は29.5%にのぼります。業種別にみますと、「放送」が73.3%、以下は「情報サービス」が65.6%、「メンテナンス・警備・検査」が62.9%、「人材派遣紹介」が60.8%、「建設」が60.1%、「家電情報機器小売」が58.3%、「運輸・倉庫」が58.1%など、16業種が5割以上となりました。非正社員については、最も人手が不足していると感じている業種は「飲食店」の80.5%で過去最高でダントツの1位、2位は「娯楽サービス」で64.8%、以下は、「飲食料品小売」が59.4%、「繊維・繊維製品、服飾品小売」が55.6%、「医薬品、日用雑貨品小売」が55.6%と、上位10業種中8業種が小売、個人向けサービスとなっており、個人消費関連で人手不足が高いようです。人手不足は「大企業」ほど強く感じており、採用活動が積極的となる背景ともなっている、その影響で中小企業にとって人材確保がより難しくなるとともに賃金上昇に伴うコストアップが収益の圧迫要因となっているようです。
さて、秋田県では、ご存じの通りまもなく県人口が100万人を切ろうとしております。最新の日本の人口は1億2683万人です。先ほどの宅配の荷受量が全国で39億個ですので、単純に国民ひとり当たり年間で39個の荷を出しているという事になりますが、Y運輸の秋田は人口が少ない分、おそらく取扱量が平均以下ではないかと予想できます。ただ〝人手不足″である声はさまざまな業種の企業から聞こえてきます。〝少子高齢化、人口減"この課題が上向きにならない限り、人手不足、担い手不足という言葉は永遠に付きまとうのではないでしょうか。
最後に、テーブル上の四つの缶へのご寄付とニコニコボックスへのご寄付をお願いし、会長の時間といたします。
ゲストスピーチ:荒谷 紘毅 様
NPO法人 移住定住総合支援センター理事長
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ガバナー事務所 ◇2017年度米山奨学生オリエンテーション参加希望会員ご登録依頼 開催日時 4月8日(土)15:30 受付開始~ 20:00 懇親会終了予定 開催場所 秋田ビューホテル 登 録 料 5,000円(参加者ご負担となります。) 公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会 ◇秋田中央ロータリークラブへ世話クラブ委嘱状 奨学生名 ブイ ティ ユエン (女性) 奨学期間 2017年4月1日~2019年3月31日 学 校 名 秋田大学 システムデザイン工学専攻 ◇雑賀清一会員へカウンセラー委嘱状 |
例会日 | 会員数 | 出席数 | 欠席数 | 出席数 | メークアップ |
3月10日 | 38名 | 28名 | 10名 | 73.68% | 8名 |
3月 3日 | 38名 | 33名 | 5名 | 86.84% | 5名 |
2月24日 | 36名 | 28名 | 8名 | 77.78% | 1名 |