今週の初めから気温がかなり高くなっております。向こう1ヵ月の東北地方の長期予報を見ると、平年より気温が高い確率が５０％以上です。また、降水量も低い予想が出ております。通年ですと沖縄や九州地方が梅雨入りする季節になりますが、太平洋高気圧が日本列島に暖かい空気を運び、関東地方などでは３０度以上の真夏並みの気温になっております。秋田もそこそこ気温が上がっておりますが、空気は乾燥し､湿度をあまり感じないので過ごしやすい気候になっております。
　ところで山菜シーズン真っ盛りですね。昨年県北でクマが人を襲う事件があり､今年も最近弘前でもクマにかまれて重傷を負ったという事件が報道されています。せっかく楽しみで山菜取りに出かけ、クマに襲われてはたまりません。クマ対策は音の高い鈴、腰に下げて持ち運べる蚊取り線香、クマよけスプレーを持っていればクマが寄ってこないそうです。また１０分毎に拍手して「オオー」と叫べば、クマは人間の存在を確信して逃げていくそうです。でも最近では市街地に現れるようになっており､人間社会とクマの住む山々の緩衝地帯である里山が整備されなくなっている現状や山でのエサ不足､猟師不足などバランスが悪くなっているようですね。私は山菜は兄が持ってきてくれるし、タケノコが好きなので、それは道の駅や市場で購入しております。
　さて、ロータリーの話題も少し触れないと、今年度の第２５４０地区ガバナーテーマが、「ロータリーを一緒に考える１年にしよう」ですので、残りの任期までテーマをしぼって話をしていきたいと思います。４月号のロータリーの友に〝ロータリーと歌″という記事が掲載されておりましたので、ロータリーソングについての情報を共有したいと思います。
　クラブ例会で歌われています「奉仕の理想」「我等の生業」は、１９３５年５月（昭和１０年）に京都で開催された地区大会で記念に募集した入選作品です。また１９５２年（昭和２７年）に大阪での地区大会では「手に手つないで」「それでこそロータリー」が発表されたそうです。これらはロータリーソングの代表例で今も全国のクラブで、例会で合唱されております。また「日の丸」の掲揚や「君が代」の斉唱ですがこれも経緯があって､昭和８年京都ＲＣに右翼の一団が押しかけてきたそうです。当時の石川芳次郎会長は､「ロータリークラブというのは世界的な組織であって私達は皆良質な職業人です。職業を通じて世のため人のために動いているので決して国の利益に反することはありません」と言ったのですが納得してもらえず､「証を立てろ」と言われました。そこで石川会長は証を立てるため２つの条件を提案しました。それが例会で「君が代」を斉唱することと、例会場に「日の丸」を掲揚する事でした。ロータリーソング同様「君が代」を歌い、「日の丸」を掲げることを不思議に思っていたロータリアンの皆さん、ご理解できたでしょうか。大先輩が戦時中にロータリーを守り抜いた証です。例会で歌う事は会員の連帯感、例会の雰囲気を明るく柔らかなものにする大事な事なので、大きな声で恥ずかしがらず楽しく歌いましょう。
　最後にテーブル上の四つの缶とニコニコボックスへのご寄付をお願いし、会長の時間といたします。

●秋田中央ロータリークラブ出席者
　石川・中村・猿田・熊谷・太田・阿部
　雑賀・上野・ブイティユエン



本会議Ⅰ
　□ 次年度RI方針及び地区方針について
　　 〇R I年次テーマ「ロータリー:変化をもたらす」
　　 〇地区テーマ(次期方針)
　　 　「ロータリーの未来に向けて～私にできること クラブにできること～」
　□ ロータリークラブセントラルについて
　　　クラブ目標を明確にし、(少なくても１０個) 登録する。
　　　目標会員数、活動等参加数、コミュニケーション活動数等々
　□ ロータリーの友について
　　　月に一度例会で内容を紹介したり、紹介されている活動事例を参考にクラブ活動を
　　　豊かなものにして頂きたい。今年度より、3つのコーナーが新設される。
　　　①New Generation　②私の一冊　③声
講演
　演題「変化する世界、ロータリーと私」　RI研修リーダー　木下光一
分科会
　第１部会～第5部会
本会議Ⅱ
　分科会報告　　　　　　
　規定審議会委員会
　講評
　議案審議　第１号議案　地区資金一般会計予算・地区運営負担額について
　米山奨学生紹介
　次年度へ地区旗引継ぎ並びにバッチ交換
　地区大会のお知らせ
　閉会点鐘
懇親会