おはようございます。本日は大森山動物園クリーンアップ例会に会員、ご家族、友人の方々、多くの参加をいただきありがとうございます。今年で11回目になります。雨と寒気であいにくの天候でせっかく動物を見ながらの外での作業を予定されていたのですが、今回はミルベ館と資料館の窓ふき作業に変更になりました。すみずみまできれいになり、園の関係者の方々に大変喜んでいただきました。皆さんおなかもすいた事と思います。帰り際に配られますが、恒例の津ねやさんのおいしいうなぎ弁当に舌鼓を打ってほしいと思います。
後程小松園長様からもお話があると思いますが、大森山動物園では昨年末に鳥インフルエンザがあり、その対策などで園は大変なご苦労をしました。また残念なことに今年の4月にはニホンイヌワシで国内最高齢であった雄の「鳥海」が死亡しました。47才、人間で言えば100才を超えると言われます。1970年に鳥海山麓で保護され園で飼育されてきました。絶滅危惧種で国の天然記念物です。当クラブの15周年記念事業でミルベ館の入口付近にイヌワシのレリーフを贈呈しております。「鳥海」は100才を超えての大往生でした。大往生とは死ぬことを表す言葉ですが、往生とは仏語で〝現世を去って仏の浄土に生まれ変わること″をを言います。往生を使う言葉で「もう観念して往生しろよ!」とは、あきらめておとなしくしろの意味です。また、「自転車がパンクして往生した」とは、どうしようもなく困り果てたの意味です。死ぬことを〝おだぶつ″という場合もあります。これは往生際に阿弥陀仏(あみだぶつ)の名を唱える意味からきております。また人間の一生についてたとえて、往生を往ったきりで戻りがないという意味であるという教えもあります。要するに人間の一生は往復がない事を言っております。私達は毎日常に前へ往っております。これからもロータリー活動では会員の確かな絆で有意義な社会奉仕をすすめていきたいものです。本日は「お疲れ様」でした。