例会を楽しみましょう
まずは例会
ロータリーの基本は、「例会から」と言われます。クラブに入会したばかりのときは、先輩の顔と名前がなかなか一致しない思い出がありますが、例会に出るうちに自然と覚えてきます。自分の所属しているクラブに慣れ、ロータリーのことがわかるようになってくると、ロータリーの例会や活動に、自分なりの楽しみを見つけ出すことができるようになってきます。
例会中はさまざまな報告や卓話などがあり、周りの人たちと話すことのできる時間が限られていますから、時間が許せばできるだけ早く例会場に行き、いろいろな人に話しかけてみるのも、コミュニケーションが深まる良い方法だと思います。
私的には会長の時間や、幹事・各委員長さんの報告を通して、ロータリーを良く知ることができました。また、ゲストスピーカーの卓話として、さまざまな話を聞くことができますが、これらが仕事の参考になったり、暮らしを豊かに変えてくれるきっかけになることも多かったように思います。
メークアップをしましょう
でも、仕事の事情などで、どうしても例会に出席できない時、そんな時には、ほかのクラブの例会に出席して、メークアップ(出席補填)することもできます。
欠席した例会の前後2 週間の間に、他のクラブの例会か、定められた会合に出席すれば、メークアップができます。例えば当クラブは金曜日が例会日なので、2週間前の金曜日から2週間後の金曜日までの間に、それらの会合に出席すればいいのです。
まれにクラブによって例会の時間が違ったり、場所が変わったりしますから、出席できる時間と場所を探して、その例会でメークアップすることができます。もちろん、昼間の例会の欠席を夜の例会で補うことも基本可能です。
いつ、どこで例会が開催されているかは、例えば、事務局に聞くと教えてもらえますし、『ロータリーの友』には、年2回、3月号と9月号に「例会一覧表」が付いていますから、そこから探すこともできます。パソコンをお使いの方なら、「ロータリージャパン
www.rotary.or.jp」やマイロータリーにある例会一覧で調べることもできます。
他クラブの例会に出席する場合、事前に予約をする決まりはありませんが、夜例会の場合は相手の事務局を通して出席の意向や会費などを聞いておいた方が良いと思います。通常のメイクでは例会場にビジターのための受付がありますから、そこで自分の名前やクラブ名などを記入して、ビジターフィー(クラブによって金額が異なります)を支払うと担当者が案内してくれます。これは、うちのクラブでもやっている受付と同じです。
他クラブのロータリアンと知り合いに
例会の雰囲気や、例会の進め方は、クラブによって違います。メークアップという意味だけではなく、たまには違った雰囲気を味わうために他のクラブの例会に出席してみてはいかがでしょうか。そこで、積極的に名刺交換をするなどして、いろいろな会員と話をすると、新しい世界が広がるかもしれません。
海外に行く場合は、海外のロータリークラブの例会に出席してみるのも面白いかもしれません。
その場合は、国際ロータリーのホームページ
www.rotary.org または『Official Directry』というRIの公式名簿がクラブ事務局にあるはずですので例会の予定を知ることができます。
「ロータリーの基本は例会から」。単なる義務としてではなく、ロータリーの例会を是非皆さんなりに楽しんで頂ければと思います。