「会員アクセス」をご存じですか
「会員アクセス」と聞いて、「それは何?」と思う方は少なくないと思います。「会員アクセス」は、国際ロータリー(RI)のウェブサイト
www.rotary.orgにある、会員個人のための便利なツールです。
皆さまは、自分がいくらくらいロータリー財団に寄付をしたかを覚えていらっしゃいますか。新会員の中には、自分がロータリー財団に寄付をしていることすら、気づかない方もおられるかもしれません。
そんな時に役に立つのが、この「会員アクセス」です。ここでは、自分がロータリー財団に、いつ、いくら寄付をしたのか、確認することができます。そして、その寄付が年次基金への寄付なのか、恒久基金への寄付なのか、ポリオ・プラスへの寄付なのか、といった細かい情報も見ることができます。
今年度の寄付額はもちろんですが、自分が会員になった時からの累計金額を知ることもできます。ロータリアンになる前にロータリー財団に寄付したことのある人、または、ほかのクラブから移籍した人は、統合という手続きをしておけば、今のクラブに入会する以前の記録も、すべてここで確認することができるのです。
「会員アクセス」では、このほかにどのようなことができるのでしょうか。毎年開催されるRI国際大会の登録をすることができます。また、新会員にとって便利なのは「Eラーニング学習システム」。ここでロータリーについて知ることができます。残念ながら、すべてが日本語に訳されているわけではなく、新会員にとっては少し難しい内容のものもありますが、思い切ってチャレンジしてみてください。
新しいコーナーとしては、「ロータリー・ショーケース」があります。ここでは、皆さまのクラブのプロジェクトを、写真と短い説明文で紹介することができます。でも、ここから活動記事を投稿する時は、少しだけ気をつけてください。「会員アクセス」は、個人のページで、自分だけしか見ることのできないページですが、「ロータリー・ショーケース」に書き込んだプロジェクトは、全世界に公開されています。写真には、いろいろな人が写っていますが、公開しても大丈夫なのか、公開するのを好まない人が写っていないか、慎重に考えて、掲載する写真を選んでください。
では、「会員アクセス」を利用するには、どのようにしたらいいのでしょうか。RIのウェブサイトを開くと、右上に小さな文字で「会員アクセス」とありますから、ここをクリックしてください。ここで、画面に従って、登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックすれば、自分のページに入ることができます。
初めての方は、「アカウントの作成」をクリックして、必要な情報を入れてください。登録したメールアドレス宛てにメールが届きますから、そのメールの内容に従って、さらに情報を入力します。この手続きが完了すれば、「会員アクセス」を利用することができるようになります。
充実したロータリー活動をするには、まず、自分の情報をきちんと知ること、さまざまなロータリーのアイテムを活用し、実際に活動に参加することだと思います。皆さまも一度「会員アクセス」にアクセスしてみてください。