花屋の仕事
本日は私事で申し訳ありませんが、私が営んでいる花屋の仕事ってどんなことをしているのか、ロータリーとはまったく関係ありませんが、少しお話したいと思います。まずは簡単に仕事内容ですが、通常は朝に花卉市場へお花を仕入れに行きます。朝と言っても花のセリは10時から開始されますので、鮮魚と青果とは時間が大分違います。秋田では外旭川にあります秋田市が管理する市場に行きます。ここは鮮魚と青果は、地方卸売市場で花だけが中央卸売市場になっている変則的な市場です。ここでお花をセリ買いする訳ですが、このほかに他市場たとえば東京の大田市場などや全国の市場からweb上で仕入をすることもあります。また最近では、年間の定期購入を条件に価格を下げて仕入もあります。
仕入れた花々は、種類によって水揚げ処理が異なり、その上にゴミも多く出るため、相当な仕事量となり、忙しい繁忙期では半日以上この作業に時間を費やすことがしばしばあります。ただし水揚げ処理に手を抜くと日持ちが悪くなるため、大変重要な仕事の一つであります。
店内の花は毎日、水替えをします。花の入ったバケツをそのままにしていると、どんどんバクテリアが増えお花に悪影響をあたえるためお花の水替えは欠かせません。水も水道水をそのまま使うのではなく、バクテリアの増殖を防ぐ薬を入れたものを使います。水揚げ作業は重労働であるうえに、観賞用に育てられた花たちには農薬類も付着していることから、手荒れや肌荒れも多く、これで辞めていく子たちもけっこういます。切花は水替え、鉢植えや観葉植物などは植え替えや肥料を与えることなどが、維持管理には欠かせません。ただし、長持ちさせるにはそれに見合った方法があり、それぞれに違うので、膨大な知識も必要となります。
花屋の仕事で最もよく知られている仕事が花束やアレンジメント作りで、主にギフトとして贈られることが多く、受け取り手の年齢、希望の花や色や雰囲気、お客様の必要とされる理由(お祝い、お見舞い、お悔やみなど)予算を考慮して、お作りしています。鉢物では、観葉植物は事務所のオープンなどのお祝いに多く、胡蝶蘭などのラン類は値段も高い事などから飲食店のオープンやママさんなど誕生日によく贈られます。
秋田という地域性からか、秋田にあるお花やさんのほとんどが、仏事による売り上げに依存しております。おそらく売り上げの60パーセントは仏事に由来した葬儀関係のギフトであったり、自宅の仏壇に供える仏花にお墓に供えるお花であったりします。宗教による違いもあり、創価学会はシキミ、神道はサカキ、キリスト教は白系の洋花など多種多様です。近年は家族葬などの葬儀そのものの規模は小さくなりましたが、祭壇に故人が好きだったお花を飾るなど個性を出したご葬儀が増え、お花を使っていただく機会も増えております。
また、時期になりますと結婚式の会場装飾や、新婦のブーケなど仕事も舞い込んできます。
お花はギフトとして使われる事が多く、うちの店の売り上げの80パーセントをしめており、そのうちの90パーセントはデリバリーです。日中は配達に追われ、従業員は配達に明け暮れています。このことからつい最近では、お店を構える必要性があるのか悩んでおります。
お花は生き物で、飾れる期限があるということ、セリ買いをし、毎日価格に大きな変動があることなど、お花屋さんはリスキーな部分も大きく、ギャンブル性の強い商売と私は思っております。
花屋を取り巻く問題も多く、花は贅沢品、至高品と思われてる方も多く、景気に左右されやすく、若い人達の季節行事離れも相まって、2002年から国民の消費率が右肩下がりとなっています。
ということで本日はここまででパート2は、気が向けば来週お話いたします。