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第1285回<今年度第24回>2019年1月18日(金)


 会長の時間
会長エレクト:阿部 大助
 こんにちは。木元会長がインフルエンザで欠席の為、代理でスピーチをさせていただきます。前回は石川会長の時4月13日金曜日の大安でしたが、今回は妻の誕生日で赤口(しゃっく)です。
 さて、木元会長がインフルエンザということで、この病気について調べてきました。今年は全国的にも流行しており、昨日段階では秋田でも流行の盛りは過ぎて患者数は減少傾向にあるようでしたが、今朝のニュースでは全県に注意報が発令されていました。
 ご存知の通り、インフルエンザは普通の風邪とは異なり、突然の38℃以上の高熱や、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの全身症状が強く現れるのが特徴です。私も大人になってから数回罹患したことがあります。とてもつらく、点滴を受けたりしなければいけないほど重症化したこともありました。ここ数年はワクチンを接種するようにしているので、感染しても症状が軽く、あまり大変な思いをせずに済んでいます。
 インフルエンザの症状を改善するには、体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザ薬」の服用が有効です。発症後すぐに抗インフルエンザ薬の服用を開始すると、服用していない場合と比べて発熱機関が1日から2日程度短縮され、ウイルスの排泄量も減少します。熱が下がっても体内にウイルスは残っているので、処方された薬はすべて使い切り、最低でも2日は自宅療養する必要があります。
 また、慢性呼吸器疾患や慢性心疾患、糖尿病などの代謝性疾患、腎機能障害、ステロイド内服などによる免疫機能不全の場合、インフルエンザウイルスに感染すると、重症化するリスクが高くなる人がいます。先ほど述べたような持病をお持ちの方は、日ごろから手洗い、うがい、人ごみを避けるなどの予防策を積極的に行ったほうがいいそうです。秋田にはそれほど人ごみはないと思いますが。
 タミフルやリレンザ、イナビル等のお薬が有名ですが、タミフルは1日2回、5日間飲まなければいけなかったり、リレンザなどは吸入薬の為、苦手な人がいるそうです。一昨年に新しい「ゾフルーザ」というお薬が発売されたそうです。ゾフルーザは商品名で、正式にはバロキサビルマルボキシル酸という名前だそうです。このお薬はたった1回飲めばいいそうです。発症から48時間以内だと十分に力を発揮してくれますが、48時間を超えると十分な効果は期待できないそうです。空腹時などでも服薬が可能なので、今後はこのお薬が主流になるそうです。
 インフルエンザという言葉は「影響」を意味するイタリア語「influenza(インフルエンツァ)」が語源だそうです。
16世紀のイタリアでは、この病気の原因がわからず、冬に流行し春になると終息するため、占星術師らは惑星の並びが影響していると考えており、「星の影響による病気」ということで、この病名を付けたそうです。日本語では流行性感冒とも言われ、略して流感とも言います。私も「流感」という言葉を聞いたことがありましたが、インフルエンザのことは知りませんでした。
 ところで風邪は「ひく」と言いますが、インフルエンザは「かかる」と言います。「インフルエンザをひく」とは言いません。逆に「風邪にかかる」とも言いません。風邪は、空気の動きや流れを表す「風」と同じ読みをするように、風が語源となっています。中国では、外気に邪悪なものが潜んでいて、体に悪い影響を及ぼすと考えられていたことから「風」に「邪」とつけ「ふうじゃ」と表しました。「風邪」の漢字が日本に入ってきた当初は「ふうじゃ」と音読していましたが、やがて和語の病気を表す「かぜ」に「風邪(ふうじゃ)」の文字を当て、病気と空気の流れを区別するようになりました。風邪は体に悪い影響を及ぼす邪悪な風を吸い込んでなると考えられていた病気。つまり、風邪は体に邪悪な風を引き込むことです。そのため、「風邪をひく」というようになったそうです。
 一昨年ヒットした乃木坂46の「インフルエンサー」は「影響する人」という意味です。なんとなく聞いたことがありますが、歌詞の内容までは全然わかりません。グループ自体も由利本荘出身の生駒さんが抜けてからはますます興味がなくなりました。最近では、アイドルや若い女優さんを見ても誰が誰だかわからなくなってきました。みんな同じ顔に見えてきます。年齢を感じています。もう少しいろいろなことに興味をもって、頭を柔らかくしていこうと思います。
 いい意味で「インフルエンサー」になれるよう頑張りますので、よろしくお願いします。


 直前会長の時間
ゲストスピーチ:㈱発見社 代表取締役
        「デイサービスあじさい」代表 相場 幸樹 様
私の経営するデイサービスあじさいは、1日の定員が9名の小規模な事業所で、大正10年生まれ(今年98歳)から昭和23年生まれのお年寄り26名に対し、社員(正社員2名、パート職員6名)で介護サービスを提供しています。
利用者の方々のほとんどは認知症ですが、家庭的な雰囲気のなか、毎日みんなで笑い転げながら楽しく過ごしています。
残念ながら、介護の仕事のイメージはあまり芳しくありませんが、実際にはこんなに素晴らしい職種はないと思っていますし、私は介護が「天職」なので、独立を決めました。
おかげ様で職員にも恵まれ、利用者のお年寄りやそのご家族にも感謝される毎日です。
私のデイサービスにいる間、お年寄りは安全な見守りのもとで入浴や運動を行い、職員たちと一緒に同じお昼ご飯を、同じテーブルで頂いています。
その間、ご家族は安心して外に働きに出ることができて、身内の介護から解放され、自分の人生を楽しみ、リフレッシュすることができます。
いつまでも良いおばあちゃん、良いおじいちゃん。
いつまでも良い息子・娘。
良い婿、良い嫁でいられます。
そして、お年寄りはひとりひとりが「図書館」です。
長い人生を生き抜くことで得られた知識や知恵はかけがえのない財産であり、お年寄りが一人亡くなるとうことは地域から図書館がひとつ無くなってしまうのに等しいと言われます。
かように素晴らしいお年寄りとの触れ合いを、我々介護の業界で働く人間たちで独占するのはもったいないと、デイサービスあじさいではボランティアの方々…特に高校生などを受け入れることでシェアしています。
ボランティアの方々からは口々に「老人介護のイメージが変わった」「こんなに楽しい世界だとは思わなかった」「お年寄りからかえって元気をもらった」と、嬉しい感想を頂きます。
子供たちは、お年寄りから可愛がられ「ありがとう」と感謝されることで、自信を持つようになります。
そして、イキイキと働く職員さん…自分の母親と同じ年頃の働く女性たちが一所懸命に人のために尽くす姿を目の当たりにして、何かを感じてくれているようです。
経営者の私の仕事は、「職員が笑顔で思い切り力を発揮できる環境を整えること。甘やかすことではなく、考えてあげること」であり、職員の幸せを一番に考えています。
利用者の幸せは職員さんたちが考えてくれますから。
いち介護員だった時代は目の前のお年寄りが笑顔になってくれるのを見るのが何より幸せでした。いまは、デイサービスあじさいに来てくれるお年寄りと触れ合っているうちの職員さん達の笑顔を見るのが何より幸せです。
さらに言えば、私はこの仕事が好きで、好きで、たまらずにゼロから起業し、事業所を立ち上げたのですが、ここで働く職員たちにも同じようにこの仕事を好きであって欲しい。
介護の仕事に就けて幸せだった、デイサービスあじさいに勤めて幸せだった、相場幸樹という経営者のもとで働いて幸せだった、と最期に思ってもらえたら…私にとってそれ以上の幸せはありません(今はわからなくても)



 幹事報告

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 (ホスト:秋田北RC)
  開催日時 2月19日(火)18:00
  開催場所 秋田キャッスルホテル
お知らせ
秋田東RC創立60周年記念式典・祝賀会のご案内
  開催日時 3月17日(日)
  会  場 秋田ビューホテル
  受付13:00 記念式典14:00 祝賀会15:20



【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
1月18日 40名 32名 8名 80.00% 6名
1月11日 40名 33名 7名 82.50% 1名
12月16日 40名 40名 0名 100.00% 0名




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