皆さん、こんにちは。令和元年も7月となり、ロータリークラブの新年度が始まりました。来年の6月まで会長を務めます阿部です。どうかよろしくお願いします。
昨年の木元会長は、ロータリーの歴史や成り立ちなどロータリーについて様々なことについて、お話ししていただきました。また、弁護士という職業についても、興味深いお話をしてくださいました。
私は、OA機器の販売や修理、サポートを通して、秋田の会社が活性化するよう、ひいては秋田という地域がもっと元気になることを目指して、社員と一緒に会社を経営しています。木元直前会長や石川SAAのように専門的知識や技術があるわけでもなく、職業を通したお話はあまりできないかもしれません。
それでも、今年度は、消費税の増税それに伴う軽減税率の導入やWindows7のサポート終了などがあります。いずれはインボイス制の導入も予定されています。OA機器屋として、それぞれの会社で必要となる情報を提供できることもあると思いますので、随時、会長の時間を利用して情報提供していくつもりです。オフィス環境の向上なども触れてみたいと思います。
また、7年に渡り、ロータリー米山記念奨学事業に携わっておりますので、奨学事業やその名称のもとになった米山梅吉氏を通した日本のロータリーについても触れていきたいと思います。
本日は1回目の例会ですので、私の会長方針についてお話しします。
スローガンは「新たな挑戦を通し 魅力あるクラブにしよう」としました。すでに秋田中央ロータリークラブは魅力あるクラブだと思います。先週、白畑直前幹事がおっしゃっていたように、市内7ロータリーの会長幹事会などに出席すると、自分のクラブは居心地がよく、いいクラブだと感じます。
奉仕事業もしっかり行い、親睦活動もしっかりしています。それでも、もっともっと魅力あるクラブにするために、これまで挑戦したことがないことにも取り組む必要があると思います。現時点で具体的な考えがあるわけではありませんが、会員の皆さんと協力しながらできる「新たな挑戦」を実行していきます。
青年会議所に所属していたころ、日本JCに出向し日本の歴史を学ぶ機会がありました。日本では大陸や西洋からもたらされた文化や制度、技術などに日本らしさを加え、アレンジし、もっといいものにしてきました。米国で生まれたロータリークラブも日本で、秋田で、独自に進化してきたのだと思います。
これは地区ガバナーからの宿題ですが、「ロータリーとは何か」「ロータリーとはどうのような人々か」「ロータリーは他の団体とどう違うのか」「ロータリアンの活動は地域社会にどのようなインパクトをもたらしているのか」について、秋田中央ロータリークラブとしての答えを出さなくてはいけません。一方的に出された宿題ですが、クラブのビジョンが明確になれば、クラブ活動や会員増強の指針となるはずです。
40名でスタートした2019-2020年度ですが、幸先よく新しい仲間を迎えることができました。皆さんが感じている秋田中央ロータリークラブの魅力を多くの方々と共有するために、多くの仲間を増やしたいと思います。新しい仲間が増えることで、新しい考え方や価値観に触れることができます。それがまたクラブの新しい魅力につながっていくはずです。
51歳とは言え、まだまだ未熟な私です。佐々木徹幹事には難儀をかけると思いますが、魅力あふれるクラブになるよう、皆さんとともに頑張ってまいります。1年間どうぞよろしくお願いいたします。