皆さん、こんにちは。
先週は秋田東ロータリークラブの皆様との合同例会、ブラウブリッツ秋田観戦例会でした。土砂降りの中参加していただいた会員の皆様ありがとうございました。残念ながら、選手の検討と我々の応援も空しくアスルクロラ沼津に0-1で負けてしまいました。沼津は現在10位、秋田は14位となってしまいました。途中、土砂降りでしたが、テントが用意されていましたし、プロのバーベキューとおいしいお酒をいただきながら、秋田東RCの皆さんと交流を深めることができたと思います。
さて、本日はWindowsについてお話ししたいと思います。実は当社でもPCを販売していますが、期が新しくなった7月と8月で、昨年1年間の半分近くの台数を出荷しています。9月も受注残がたまっていますので、相当の台数を出荷することになると思います。当社では、納品する前に事前の初期セットアップをして、お客様の古いPCからデータや環境の移行をするケースがほとんどです。極力お客様がすぐに新しいPCをお使いになれるよう努力しています。
この特需ですが、皆さんご存知の通り、10月からの消費税の増税によるものだと思います。また、使い慣れたWindows7が来年の1月14日で使えなくなってしまうため、増税前に購入されるのだと思います。
ところで、Windows7が使えなくなる、とはどういうことでしょう。
まだまだ使われているWindows7ですが、実は2012年4月10日にメインストリームサポートが終了しています。
メインストリームサポートとは、使用中のWindowsに「新機能追加」「脆弱性(ぜいじゃくせい)の修正」「脆弱性以外の修正」を行うものです。脆弱性とはプログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥のことを言います。自動車や家電などではそんな欠陥がある状態で発売することはないと思いますが、インターネットの普及で簡単に対応できるようになったためこのような対応になっています。
2020年1月14日に終了するサポートは「延長サポート」と呼ばれています。メインストリームサポートのうち「脆弱性の修正」のみ対応されています。今回の延長サポート終了で、脆弱性の修正がされなくなることにより、Windows7で新たな欠陥が見つかっても、そのまま危険な状態で使用し続けなければいけません。具体的には悪意のある他者から攻撃を受けたり、大事な情報が盗み取られたりする可能性がある、ということです。ウイルスバスターやノートンアンチウイルス等のウイルス対策ソフトは、Windows7のマイクロソフトによる延長サポート終了後もサポートしてくれます。毎年の契約更新が必要で、若干高いソフトですが、どうしてもWindows7を使い続けたい場合は、これらのソフトをお使いになることをお勧めします。
もう一つ問題があります。Windows10が発売されてからもWindows7が使いやすいので、Windows7のPCを購入したい、というお客様のために、もともとWindows10のダウングレード権を使ってWindows7で販売しているPCが多くあります。このようなPCの場合、ダウングレード権が失効し、特別な有償契約をしない限りサポートされません。金額ははっきりしていませんが、1年目が1台50ドル、2年目が100ドル、3年目が200ドル、それ以降は延長できません。
Windows7のPCに、Windows10を購入してインストールする対策も考えられますが、これまでの経験からトラブルが多いようです。例えばWindows
Update後、PCが起動しなくなった、とにかく動作がすごく遅くなった、等です。
結局、マイクロソフトやPCメーカーの作戦通りですが、新しいWindows10のPCを購入されるのが望ましいと思います。個人的には、PCを使わなくてもいい生活を送ることが一番の望みです。
本日は職業奉仕委員会の時間です。ゲストスピーチの佐藤様には、仕事上でもお世話になっていますし、私の父とも親しくしていただいていました。短い時間ですが、秋田の現状についてのお話を楽しみにしています。
本日も、よろしく願いします。