皆さん、こんにちは。ようやく、冬らしい寒さになってきました。積雪があると移動に時間がかかったり、雪寄せをしたり、不便なこともたくさんありますが、冬は冬らしく、秋田の冬らしくあってほしいものです。
さて、今週の月曜日、秋田大学の留学生修了記念パーティーに来賓として招待され、参加してきました。8月にも招かれ参加したことは、以前の会長の時間でも紹介させていただきました。3月で秋田を離れる留学生一人一人がスピーチをしていました。多くの学生が「秋田が大好きになりました」「秋田の人が大好きです」「また、秋田に遊びに来たいです」と言っていました。多くの学生が流ちょうな日本語で、大学の先生方や国際課のスタッフに感謝の言葉を述べていました。改めて秋田大学の取り組みに感心してきました。やはり留学生の秋田に対する第一印象は「何もないところ」だったそうです。でもそれが良かったみたいです。勉強するにはちょうどいいそうです。
日程は前後しますが、先週の土曜日には、中区のインターシティミーティングがにかほ市のホテルエクセルキクスイでありました。仁賀保RCは会員6名だそうですが、会員の奥様が手伝うなどして頑張っていました。今回のIMのテーマは「ロータリーとは?」で、嶋田ガバナーからの宿題である「各クラブで議論する時間を持ち、ロータリーとは何か、ほかの団体とどのように違うかなど4つの質問」への各クラブの回答を発表しました。準備不足と思われるクラブがほとんどで、思い付きの話、クラブの活動報告や悩みをただ長時間、聞かされてきました。秋田中央RCは皆さんに議論していただいたおかげで、スムーズに短時間で発表できました。ありがとうございます。
発表会に先立ちRI第2800地区の藤川PDGの「私の歩みしロータリーの世界」と題した講演を聞きました。藤川さんのお話を聞くのは2回目でしたが、ロータリーの敷居を下げることが、果たしてロータリーの価値を高めることにつながっているのか、ロータリアンとしてのプライドをもたらすのか、という内容だと受け取りました。ロータリーの心、すなわち「親睦」と「奉仕」。「親睦」は「懇親ありき」ではなく「友ありき」であり、友とは信頼でき、敬愛できる異業種の同志。「奉仕」はロータリーの生命線である職業奉仕、正義を持って自分の仕事を奉仕できるか、である。異論もあると思いますが、社会奉仕、クラブ奉仕、国際奉仕は手段である、という話が印象深く残っています。クラブ会長は、クラブが真のロータリアンを育む場になるよう、例会の魅力を高める努力をしなければいけない、という言葉に身が引き締まる思いをしました。秋田中央RCからは、白畑副会長、猿田副幹事、細谷太郎会員、丸谷会員が参加してくれましたが、会長エレクトやこれからのクラブを担う若い会員には一人でも多く講演を聞いてもらえればよかったと思います。
懇親会では、名物の鱈鍋や地元の日本酒、雪の茅舎や飛良泉を楽しむことができました。藤川先生の親睦とは懇親ありきではない、との言葉を聞いた後でしたが、だいぶ盛り上がった懇親会でした。懇親会の力を借りて、信頼し敬愛できる友が増えていくことを願っています。