皆さん、こんにちは。ご出席ありがとうございます。先週の例会の後、夜になってからですが、とうとう秋田でも新型コロナウイルスの感染がニュースになりました。必要以上に恐れる必要はない、と言われていますが、さすがに心配になってきました。秋田市内の他クラブの動向も聞きながら、例会を行うことにしました。
　先週の例会で「濃厚接触者」という言葉に皆さん、敏感に反応していたので、国立感染症研究所のホームページで調べてみました。今回の新型コロナウイルス感染症に関して使われる濃厚接触者の定義について以下のように書かれていました。
「濃厚接触者」とは、「患者（確定例）」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者である。
・新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触（車内、航空機内等
　を含む）があった者
・適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは
　介護していた者
・新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接
　触れた可能性が高い者
・その他：手で触れること又は対面で会話することが可能な距離（目安として2メートル）
　で、必要な感染予防なしで、「患者（確定例）」と接触があった者（患者の症状やマスク
　の使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する）
とありました。また、濃厚接触者への対応として
〇「濃厚接触者」については、保健所が咳エチケットと手洗いを徹底するように指導し、
　常に健康状態に注意を払うように伝える
〇「濃厚接触者」と同居している者には、サージカルマスクの着用および手指衛生を遵守
　するように伝える
〇「濃厚接触者」に対する廃棄物処理、リネン類、衣類等の洗濯は通常通り行うよう伝える
〇「濃厚接触者」の家族や周囲の者（同僚等）に対して、外出制限は不要である
〇医療機関からの検体搬送については、「2019-nCoV（新型コロナウイルス）感染を疑う
　患者の検体採取・搬送マニュアル」を参照する。
　最後の項目は、私たちに直接関係ありませんが、もし自分の周りに「濃厚接触者」が確認された場合、気を付けたいと思います。
　感染予防に対し、マスクの効果についていろいろな意見が出ていますが、現状不足している状況では、咳やくしゃみが出ている方に優先的に使用してもらうことが大切です。マスクは基本的に感染を広げないために着用するもので、症状がある人がウイルスを含む唾液や鼻水等の飛沫が飛ばすのを物理的に防いでくれます。健康な方が、ウイルスの侵入を防ぐためにマスクを着用するのは付け方や外し方、捨て方により、逆効果になりかねないので、十分注意が必要です。これから花粉症で困る方もいると思うので、マスクは症状のある方に優先してもらいたいものです。
　今回の危機に対し、過ぎ去るのをただ待つのではなく、社員のマルチタスク化、少人数でのオペレーション、会議の削減等を試み、生産性向上や働き方改革の実現に向けた好機と捉えることが得策だと思います。
　火曜日、佐々木幹事、大嶋委員長とともに大森山動物園に伺い、ボランティア活動について小松園長や担当の方と相談してきました。これまで6月に行っていた清掃活動ではなく、5月の連休前に清掃以外のことをできないか、いろいろとアドバイスを受けてきました。皆さんのご協力を得ながら、お互いに充実した活動にしていきたいと思います。
　これで会長の時間といたします。本日もよろしくお願いいたします。