皆さん、こんにちは。今週もご出席ありがとうございます。とうとう東京オリンピックパラリンピックが延期になりました。後になってから悔やんでも仕方のないことですが、春節の前にもっと対策をしていれば、ここまで感染が拡がることがなかったのだと思います。さらに昨年すでに新型コロナウイルス発生について警鐘を鳴らしていた研究者がいたにも関わらず、対応が後手になってしまったことが残念です。
会社を経営するうえでも、何か小さな異変や違和感を覚えたときに、どのような対応をするかでその後の影響に大きな差が出るのだと思います。その小さな異変や違和感に気づくことのできるように、常に注意を持って経営をしていきたいと思います。
今回の延期に伴い、想像を超えるような手間がかかると思います。関係者には頑張っていただきたいですし、何か国民としてできることがあれば、全員で協力していきたいと思います。
先日河野太郎防衛大臣が、カタカナ語を控えるよう提起したとニュースで見ました。クラスターは「集団感染」、オーバーシュートは「感染爆発」、ロックダウンは「都市封鎖」に置き換えられます。これら以外にもインバウンドは「訪日旅行」、アジェンダは「議題」、エビデンスは「証拠」「根拠」、ハラスメントは「いやがらせ」、コンセンサスは「合意」。外来語をうまく日本語に取り入れてきたのが、日本人のいいところでもあるのですが、もともと日本語で通じる言葉をわざわざカタカナ語に置き換える必要はないと思います。カタカナ語を使えば、頭がよく見えるのでしょうか。カタカナ語でいえばクールでスマートに見てもらいたいのかもしれません。私自身は、以前から何か原稿を書く時に、頭にはカタカナ語が出てきても、できるだけ日本語で表現するように意識をしていましたので、防衛大臣の意見に賛成です。また、米山記念奨学生を含め外国からの留学生とのやり取りにも、できるだけわかりやすい日本語で表現し、理解しづらい表現を避け、誰が何をどうすればよいか、一度読んだだけで理解できるように心掛けることにしています。特に主語述語をしっかり表記しないと、外国の方は混乱してしまうようです。皆さんも繊細で美しい日本語を大事にしていただきたいと思います。ただ、都知事はカタカナ語が好きなので、今後もいろいろとカタカナ語が出てくると思いますが。
2月29日に不安ながら開催した米山記念奨学生の送別会ですが、2名の卒業生が帰省等で参加できませんでした。お祝いの言葉を伝えたく、世話クラブの方にお願いをして、一緒に会うことができました。それぞれ、世話クラブで送別会を兼ねた夜例会をする予定でしたが、例会中止に伴い、関係者のみの少人数での送別会でした。修了証や記念品を渡し、今後の交流の約束と就職先での学友会参加の依頼をしました。大変な時期に社会人や大学院生になる奨学生の活躍を期待しています。秋田中央RCでお世話しているソアンさんも残り1年で卒業です。雑賀カウンセラーだけではなく、クラブ全体で盛り上げ、卒業後もしっかりと交流できるよう、皆さんの協力をお願いします。
これで会長の時間といたします。本日もよろしくお願いいたします。