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第1363回<今年度第18回>2020年11月20日(金)


 会長の時間
会長:中村 瑞樹
皆様こんにちは、
 本年度の例会もあっという間に18回目の例会となりました。
 会長を拝命致しましてから、なんだか1週間経つのが早すぎるんじゃないかと思っています。このままだと、あっという間に70歳になってしまいそうな勢いですので、一日1日を大切に生きたいと思います。
 しかもそろそろネタが尽きそうになってきている今日この頃ではございますが、本日もお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
 いよいよ天気予報にも、来週あたりから雪マークが出てきました。特に外仕事には厳しい季節ですが、昨年のように雪の無い冬は生活には楽なのですが、商売的には大変になる方もおられるので、少しはと言うか例年通り普通に雪が降って、除排雪の仕事が出ますように明るい希望だけは持っていきたいと思っております。
 さて、先週の例会後は指名委員会があり、オブザバーで参加させて頂きました。後ほど発表があるとは思いますが、次年度執行部の素案も早々に固まり、次年度のわがクラブの周年事業もスムーズに行われそうな雰囲気で喜ばしい事だと思います。脈々と受け継がれていく当クラブの歴史と、公示になりました入会予定者のメンバーが12月例会から参加と言う事になれば、どんどん活気が出てくると思います。その上昨日は、石川会員が、最上伸司元会員にアプローチし最上君の再入会に向け、入会申込書をお渡しして来ております。更にもう一名増員できれば、目標の5名の増員とすることが出来ます。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 イベントでも、お祭りや諸々のクラブ活動などにおいても、人が多く集まれば自然と活気が出ます。何の会でもそうですが、人数が減っていく陰気な斜陽クラブと違って、人数が増えている会は、どの会でも活気が有ります。わが中央RCも、一歩後退と言われている、いわゆる現状維持と言う状態から脱出し、もっと新メンバーを増やし、超元気で超明るいクラブとして、東RCや南RCに引けを取らない増員で元気なクラブとなり、来る周年事業開催年度である次年度へ引き継いで行けますよう、今期の活動の盛り上げを切に願うところです。当然私も頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 また再入会者に対しては、入会金の免除をお願いいたしたくよろしくお願いいたします。
 話しは変わりますが、この12月のしこたま忙しい師走の中ではありますが、本年度山下委員長の事業計画である、中央RCクラブの新世代委員会が開催されそうな気配が有ります。これは、入会後3年未満の会員や女性会員を中心として集まり、ロータリー活動に対し活発な意見交換を行うと言う企画の会です。会の為になる活発な意見交換の場になる事を祈念します。お声掛かりのあった方は、是非とも参加して頂ければ幸いと思います。私もオブザバーで呼んでいただきたいなぁと思っておりますので山下委員長様、よろしくお願いいたします。
 あと毎週お話ししておりますが、ガバナーから念押しされている、当中央ロータリークラブメンバーのMYロータリーへの登録の件です。地区平均登録率の22%以上にしないと大変な状況です。ロータリーの精神でもって会員の皆さん方の登録協力を、お願い致します。一度例会で登録の方法を伝授する機会を設けたいと思っていますが、何委員会が担当になるのでしょうか?幹事の時間とかにでもお願いできればと思いますので、こちらもよろしくお願いいたします。
 また本日この後、秋田RCの佐藤直前会長が一生懸命頑張っている、ザンビアへの診療所建設について、宮地様よりお話を頂くことになっております。秋田RCでは、本年田村会長など現地に出向き、かなり活発な活動を行っているようです。リモートで例会に参加したり、姉妹クラブ提携など億劫がらず、商売でもそうですが、いい事や、どうせやらないといけない事に対しては、腹をくくってドンドン行動する事が、成功を生む秘訣だと思います。嫌だなぁ、面倒だなぁやりたくないなぁと思いながら事にあたると、失敗したり、出来上がりがうまくいかない事が往々としてあるものです。
 それでは本日の会長の時間はこのくらいで終わりたいと思います。
 皆様、よい週末をお迎えください。
 ご清聴ありがとうございました。

 米山記念奨学委員会の時間

ゲストスピーチ:宮地 貴士 様 秋田大学医学部5年生
テーマ:「ザンビア共和国の無医村における診療所建設活動について」
 秋田大学医学部5年、ザンビア・ブリッジ企画代表の宮地貴士です。アフリカ南部のザンビア共和国で診療所の建設や医療人材の育成を通じた支援を行っています。活動地は、マケニという僻地の村です。100世帯ほど、約700人が住んでいます。9割以上の人たちが農業で生活を営んでいます。自給自足の日々の中で家族や地域の人々との時間を大切にし、温かいコミュニティが広がっています。
 一方で、近くに医療施設がないことが大きな問題でした。村から最寄りの診療所まで歩くと4時間、牛車などを使っても非常にアクセスが悪いです。これが原因であまり清潔ではない自宅で子供を産んでしまうケースも毎月1件~3件見られました。
 「診療所を建設することで少しでも住民たちの健康を守りたい」。その思いで私は3年前に本企画を立ち上げました。診療所建設の目標金額は700万円程度。その資金調達を目的にこれまで秋田を中心に全国各地でチャリティーイベントやザンビア料理の販売を行ってきました。
 資金調達を日本で行い、現地にお金を送り、診療所建設を進める。事業はシンプルかと思いましたが、想像以上に困難を伴いました。完成予定地が大幅に変更され、建設した土台が無残な姿になるといった問題が山積したのです。今振り返ってみると、私たちに反省すべき点が多々あります。いきなり村に来た外国人が「お金を送るから診療所を建設してくれ」といっても住民の理解が得られるわけありません。相手へのリスペクトが足りませんでした。
 そして、事業をどう進めていくか迷っているときに秋田ロータリークラブ直前会長の佐藤裕之さんにお会いしました。そして次のメッセージをいただきました。「一人でも本気でやるやつがいれば事業はうまくいく」。
 この言葉を受け、私も覚悟を決め、大学を休学し現地に1年滞在する決意をしました。自分自身がマケニ村に住み、住民一緒になって診療所建設を進めていきました。覚悟は村の人たちにもつながり、徐々に徐々に協力者が増えていきました。伝統的な部族の長などの有力者も自ら参加し、事業は順調に進んでいきました。
 新型コロナの影響を受け、去年3月の開院予定は大幅に遅れてしまいました。しかしながら、私が日本に帰国した後も、コツコツと建設は進み、ついに、今月11月中に正式なオープンを迎えられる予定です。診療所が運営されることで安全なお産ができることはもちろん、マラリアや下痢などの病気にも対応できるようになります。村の人たちの笑顔が待ち遠しいです。
 次の課題は現地で覚悟を決めて活動していく人材の育成です。いつまでも日本からの支援を続けていくのではなく、現地の人材が主体になって活動していく必要があります。そのために、昨年の2月から秋田ロータリークラブと協力し、奨学金事業を立ち上げました。そして、マケニ村出身の青年でザンビア国内の大学医学部に合格したボーティン君を奨学金生に選出し、そのサポートをしています。今後も医療施設の建設や人材育成といった両輪で現地の医療支援を行っていきたいと考えています。


お知らせ
11月13日の新会員公示
 成田佑樹様、鈴木優介様、木場 大様の公示期間は終了いたしましたのでお知らせいたします。


【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席数 メークアップ
11月20日 38名 30名 8名 78.95% 8名
11月13日 38名 34名 4名 89.47% 3名
11月 6 日 38名 32名 6名 84.21% 0名



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