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第1153回<今年度第27回>2016年1月22日(金)


 会長の時間
会長 : 白沢 啓
〈 崩れゆく職業倫理と社会 〉

院長写真 皆様こんにちは。
 本日は秋田市総務部長の髙橋洋樹様をお招きしての「会計の時間」がございます。髙橋様は田宮会員のお口添えで本日ゲストスピーカーとしておいでになりました。行政の中心においでの部長様からどのようなお話しが聴かれるか楽しみです。
 さて、先週は4ッの缶へのご寄付についてのお願いを失念していたとみえて、事務局から「空っぽの缶がありましたよ」と言われてしまいました。会員の皆様、今週もどうか卓上の4ッの缶へのご寄付を宜しくお願いいたします。
 最近、またしても悲しいニュースが報じられました。一つは、3歳児の虐待死の報道です。
 いたいけな3歳児の顔面に熱湯を浴びせそのまま放置し死に至らしめたというのです。同じ
年頃の孫を持つ者としても人間としても、胸が張り裂けそうになりました。どうすれば親が
あのように悪魔のようになってしまうのか。日頃から虐待は受けていたようですが、防ぎき
れなかった大人の社会に愕然としています。
 もう一つ、夜間スキーバスの事故がありました。やはり同じ年頃の学生がいる親として、
遺族の皆様の悲しみははかり知れないものがあると思います。暗闇の中に偽りの赤いブレー
キランプを輝かせてカーブを曲がったその先で、あの車体が大破し、何人もの若い命が瞬時
に奪い取られた直前の画像を見て、親御さんたちはどんなお気持ちだったでしょうか。
 本当に悔しい。憤懣やるかたない出来事でした。職業運転手という立場の人間がしでかし
た大きなミスによって、大勢の人々が不幸のどん底に落とされてしまう。あってはならない
悲劇です。旅行社もバス運行会社も運転手も、もともと無理のあった「規制緩和」という毒
饅頭にほだされ、業界や人生の消耗戦という徒労の競争に突入して疲弊し倫理観を喪失して
人心を失ったということなのです。
 大の大人が夢や希望に溢れた子どもや若者の命を平気で奪っていく現代の破局の姿ではな
いのでしょうか。相変わらず繰り返される政治と金の問題。国民不在の国会審議。進まぬ被
災地の復興。そして、広がる格差。拡大するばかりの世情の不安。われわれロータリアンは
職業奉仕を枢軸に職業倫理を母体としてもっと敏感に社会奉仕を進めなければならないので
はないでしょうか。
 最も信じている人からの迫害で亡くなったおさな子、生きることの夢を絶ちきられた大学
生たちの悔しさを想いつつご冥福をお祈りいたします。


 会計の時間
ゲストスピーチ:秋田市 総務部長
         高橋 洋樹 様

テーマ『市役所の組織改革について』




 幹事報告

通 信
ガバナー事務所
 ・特にございません。
ネパール医療支援・調査団よりネパール医療活動支援金お礼状。
ロータリー秋田(会場回覧中)
お知らせ
冬を食する例会並びに地区年次大会のご案内中です。
 ご参加よろしくお願い申し上げます。



【出席報告】
例会日 会員数 出席数 欠席数 出席率 メークアップ
1 月22日 36名 24名 12名 66.67% 3名
1 月15日 36名 26名 10名 72.22% 3名
1 月 8 日 36名 23名 13名 63.89% 0名