会長の時間
会長 : 白沢 啓
〈 2015-2016年度RI地区大会開催 〉
国際ロータリー第2540地区2015-2016年度地区大会が3月5日と6日の両日にわたり開催されました。
5日の大会一日目は、松浦パストガバナーご夫妻と会長の私と太田幹事さん、そして地区委員会では阿部米山記念奨学委員会委員長さんの5名が参加いたしました。会場のキャッスルホテルでは午後1時からの諮問委員会から登録委員会、資格審査委員会、決議委員会へと続き、午後3時、いよいよRI会長代理大島英二様ご夫妻のご臨席のもと「会長・幹事・ガバナー補佐・地区委員長合同会議」が始まりました。我がクラブでは過去にホストクラブを経験していますので、ホストではないのに緊張したのはそのせいでしょうか。あのころの混沌とした日々を思い出しました。
午後6時からはRI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会。華やかなテーブルを囲んで「フォーマル」形式の晩餐会でした。どうやら「フォーマル」というのは、テーブルを立ち歩いてアルコールを注ぎに回ることを遠慮するということらしく、時間が経っても騒然とした感じはなく、同じテーブルの仲間ととことん楽しく語らうことができました。ああいうのもいいものですね。
6日目はいよいよ本会議。本会議Ⅰは朝9時半スタートです。我がクラブからは全員登録でしたが20名以上の参加者がありました。ご協力に感謝いたします。「早朝出勤」の太田さん、猿田さん、白畑さん、木村さん、大里さんにも特別の感謝です。
公開記念講演では、国立障害者リハビリテーションセンター所長の中村耕三様が、日頃から足腰を鍛えることの大切さを科学的な資料をもとに説明してくださいました。いくら関節を手術しても、回りで支える筋肉が残っていないと、ちゃんと動かないこともあるのだそうです。皆さん、ロコモーティブシンドロームにはご注意を。
昼食をゆっくりする間もなくとり午後1時からは本会議Ⅱでした。ここでは経済活性化プロジェクト委員会による「チャレンジ企業に学ぶ地域活性化」というテーマで3社の方々に発表をしていただき、(株)秋田病理組織細胞診研究センターの阿部一之助さんが最優秀賞に輝きました。人の命に直結する細胞診検査の迅速化を、大きなリスクをとって推し進めたチャレンジ精神が評価されたのだと思います。
プログラムは非常に円滑に進み、随所にさまざまな気配りも見られ、秋田クラブさんの円熟した采配ぶりを拝見することができました。
今年はガバナーエレクトはもちろん、ノミニーも決まり、明るい希望を感じさせる大会になったと思います。宮下ガバナーのご苦労も吹き飛ぶ会心の地区大会ではなかったかと思います。恒例の懇親会は途中でお帰りになる会員も少なく、「手に手」もちゃんと回ることができないほどの汗牛充棟ぶりでした。ホストクラブの皆様ほんとうにご苦労様でした。
RI会長代理の大島英二様は佐賀県のクラブの方ですが、所属は隣接する県の福岡県のロータリークラブなのだそうです。お取引先との長いおつきあいの中でそうなったとおっしゃっていました。佐賀県と秋田県はかつて「戦友」であったという縁が有り今でも交流が盛んと聞きました。すでに83歳というご高齢の身でありながら遠方までおいで下さったのですが、本当に若々しくお元気な方でびっくりいたしました。ますますのご活躍をご期待申し上げます。
当クラブの二次会に久々に参加し酒を酌み交わして、日ごろ聞かれないご意見をたくさんお聞きしました。わがクラブの次のステップに向け奮闘したいと思います。
2015-2016年度 国際ロータリー第2540地区 地区大会
会場:秋田県民会館