今年度最終例会を迎えました。2016年7月13日にクラブ創立25周年という節目の年に会長を仰せつかりました。阿部幹事には2回目の幹事を快く引き受けて頂き、また地区の米山奨学委員長の要職を務めながら頑張って頂き、大変感謝を申し上げます。25周年の周年事業では、早々と実行委員会を立ち上げてクラブ全員の力を結集して、「子供達の記憶に残る食事会」のソフト事業と、「防犯カメラ設置寄贈」のハード事業、ふたつの記念事業を成し遂げ、10月8日には記念式典・祝賀会が行われ、市長をはじめとした来賓の皆様や県内各クラブのロータリアン、総勢170名余のご臨席を賜り、成功裡に終えることができました。秋田中央ロータリークラブの歩みに、〝四半世紀の25周年事業″がいくらか記録に残せたものと思います。私の会長方針は、「自らを高め、活気あるクラブをめざそう」としました。この一年間を振り返りますと25周年の周年事業は特別として、今までの継続事業の他に会員の親睦を図るために大曲の花火鑑賞、また千秋花火の次の日の千秋公園清掃と朝例会、また夜例会の前のボーリング大会など社会奉仕委員会や親睦委員会の協力をいただきながら企画実行致しました。やってみなければわからない反省点が多くありました。今後の活動の参考になればと思います。また、会長の時間にロータリーのことを学ぶために少しでもロータリーの話をすべきだったところ、あまりできなかった事が心残りではあります。最後ですので少しロータリーの「奉仕」についてここでふれてみたいと思います。「奉仕とはサービス」「奉仕とはボランティア」「奉仕とは物を贈る」などと置き換えてみますとロータリークラブ的にはピンと来ないと思います。あるロータリーの記事で見たのですが、〝奉仕=思いやり″に言い換えればわかりやすくなるというものでした。「自分の事より人に対する思いやりの心を持つ」「思いやりの心を持つ事が最高の幸せ」となります。まさにロータリークラブの奉仕の理想ではないでしょうか。
さて最後に、会長として至らぬところや行き届かぬ面が多々ございましたが、皆さんの大きな支えを頂きながら歩むことができた一年でありました。理事、役員、そして会員各位のご支援とご協力に深く感謝申し上げます。これからはロータリアンのひとりとして、継続して実践すべきことは何かを考え、会員相互の親睦活動や目標に一歩届かなかった会員増強にも積極的にかかわっていきたいと思います。一年間ありがとうございました。