本日は,創立27周年記念の日ですから,会長の時間は短めにお話したいと思います。
秋田中央ロータリークラブは,27年前の7月13日に創立総会が開かれました。チャーターメンバーは,49人でした。この創立総会に先立って,3回の例会が開催され,創立総会前後のスケジュールやロータリーの基礎知識について,秋田東ロータリークラブの藤井茂特別代表や辻昭夫特別幹事から教示されました。
今,当時のことを振り返ってみますと,何が何だかよく分からないままにスタートしたのですが,平沢善四郎初代会長(平沢敦夫会員の御尊父様),片谷信一幹事が牽引役となってクラブを運営していただきました。だた,会員の年齢を見ると,60歳代後半の会員と30歳代後半から40歳代前半の会員との乖離が大きく,所謂「ジェネレーションギャップ」があったことは否定できません。歴代の会長は,ほぼ年齢順に就任され,会社の役職を辞めるとロータリークラブも退会する方が続きましたので,会員の平均年齢も若返りました。その後に入会された会員は,現在当クラブの中核的存在となっておられますが,私と同じ年代の方が多く,当クラブの例会は活気溢れるものとなっているのです。
ロータリークラブの会員の年齢が,適度にバラバラであることは,親睦と奉仕の内容を多種多様なものにすることができ,変化する社会情勢に順応することを可能にするという観点からは必要なことと思われますが,上記の「ジェネレーションギャップ」があるときは,このような利点を十分に発揮することができません。
「ジェネレーションギャップ」の解消のためには,若年者の入会を促進して同年代の会員を多くすればよいのです。その意味でも,ロータリークラブにとって,会員増強は必要不可欠なことと思います。